息子のキックで前歯が折れるかと思った

息子の細胞分裂スピードには日々驚かされるばかり。

日に日にずっしり度が増すふくふくの体、
ニョキニョキ伸びる爪、
手加減なく自分のほっぺを引っ掻いてできた傷が翌日には治っている、その治癒力。

力もどんどん強くなっていっている。
指を握る力、
ギャン泣きの声のボリューム、
そのときにバシバシ叩いてくる腕力。

なかでも特に強く感じるのが、彼の脚力。
第一子だし相対的にどうかはわからないけど、めっちゃ強い、彼のキック。
左右交互の連続キックと、両足同時キックを織り交ぜてくる。しかもその織り交ぜ具合の予想は難しい。この世に生まれて3ヶ月にして、なかなかの技を持っている。

家族や友達、先日入院した病院の看護師さんや先生にも「キック強いな〜」と言われていた息子。やっぱキックは強いんか。
お腹にくらうとｵｳｯｯと小さく漏らしてしまうしな。

こないだお風呂あがりに彼の体を拭いているとき、油断した。
ついに顔面にキックをもらいかけた。彼のふくふくの土踏まずが軽く口を塞いだ。一応セーフだった。彼の足も私の前歯も無事だった。ミスチルのeverybody goes -秩序のない現代にドロップキック-　のサビが脳内再生された。

あと数センチ近かったら、彼のきれいな足を私の歯で傷つけてしまうところだった。危ない危ない。私の前歯なんてどうでもいいんだけども。

いや、どうでもよくはない。
目に入れても痛くない我が子になら、前歯を折られたっていいわよ〜
とはならないw

たった3ヶ月で、前歯を折られるリスクを考えることになるなんて、お腹から出てきた瞬間は想像もしなかった。凄まじい勢いで成長してるな。
これからもっと、思いもよらないことが待っているんだろう。

彼の成長に見逃し配信は無い。
われわれ親は、心・技・体を鍛えて、あなたについていきますぞ。