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あと5センチのトイレットペーパー

日々のなかで少しだけイラッとするものの、すぐ忘れること。
公衆トイレで用を足したあとにトイレットペーパーを引き出そうとすると、5センチ程度しか残っていないこと…💢
トイレを出た瞬間に日常に戻って忘れる。
しかし、その程度のことでも積もり積もればストレスになっていきそうなので、
気持ちをクリーニングするために書き残しておこうと思う。

そもそもイラつかずに済めば問題にもならないので、
なぜイラッとするのかについて考えた。
きっと「面倒なことを押しつけられた」ような気分になるからだと思う。
トイレットペーパー交換の任務を私に押しつけた人の心理が、透けて見えるのだ。
「交換するのめんどくさいな…空っぽにするのは忍びないからちょびっとだけ残しとくか。あとの奴よろしくなッ⭐︎」
く〜!5センチだけ残ってたって、意味ないっちゅーねん!!
替えのペーパーがなかったらどうするねん!!!迷惑な!
パッと見でペーパーがあるのを視認できたら、替えのペーパーまでチェックしないぞ!
…見知らぬ誰かから、面倒なことを押しつけられた。
さらに、そのせいで甚大な被害を受けるかもしれなかった。
そんな「理不尽」に感じるところから、イライラが生じるのだな。

と、トイレットペーパーの件についてはさておき。
「あとの奴よろしくなッ⭐︎」的な精神について、我が身はどうだろうか。

思い当たる節がある。つい最近、産婦人科でのこと。
体重記録用のボールペンのインクが、いつも切れかけていてカスカスなのだ。
受付の方にお伝えすればいいものの、その数十秒がめんどうで、何もアクションを起こさない。
「あとの人がなんとかしてくれるやろ」
そして4週間ぶりに検診に来て、デジャブ。依然としてボールペンはカスカスで書きにくい。
(完全に書けなくなるまで長いんだな、と妙に感心したりはする)

「自分さえ良ければそれでいい」精神は、バッシングをまぬがれないけれど。
それは自分の中にも当たり前にあって、何かの拍子に顔を出す。
人に対してはつい、すぐに目くじらを立てそうになるが、
「あ、自分もそうやん〜」と。

人任せにすることで生じる問題の程度にもよる。
でも通常運転としては、「まーそういうときもあるよねー」と、自分にも他人にも甘くありたい。
「自分もそうだから」という理屈は、少しゲンキンかもしれないが。
これからトイレに入るときは、替えのペーパーも確認してから入るかぁ。
で、自分はペーパーを交換してから退室しよう、必要に応じて。できれば。

日々のなかで忘れ去られるプチイライラを、書き留めたい。
そんな気持ちから書き始めたが、
やっぱ本件は忘れ去っていいかぁ〜と思った。
こうやって記事にできたので、「クリーニング」完了だー。





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