ありふれた日常のドラマ性は、よく見つめることから(文章筋トレ36日目)
今日は、Webメディア好書好日の特集「家族とは」にまつわるインタビュー記事、
古賀及子さん「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」 ウェブライターの観察眼が光る、ささいな日常の面白さ
を筆写。(田中ゑれ奈さん執筆。約1210字)
文面を写して、文章の構成や気づいたことなどを書き込んでいる。
ささいな日常にドラマ性を感じずにはいられない。
古賀及子さんはそんなものの捉え方だから、それを書いて再構築するときに美しさを宿すことができるんだな。
その美しさが、読み手にとっての「面白い」という感想につながる。
最近、この筆写作業がきっかけでエッセーをよく読むようになり、思う。
事実は事実でしかないのに、書き手の方の力によって、それが奥行きを持ち始める。
「元はただの事実だったもの」と、「読み手の経験値や感情」に接点ができる。
感情がツンツン、つつかれたり、ザワザワ揺さぶられるのが、
読み手にとって面白いんだろうな。
そんな文章が私も描けるようになりたいな。
自分の心の動きをつぶさに観察するようにしたい。
日常を「どこか冷静に俯瞰する」古賀さん。
ありふれた毎日も、観察して面白がることで、そこに美しさを宿している。
俯瞰するも観察するも、その対象に関心や情がありきのことだと思う。
私も、自分も周りも「もっと知りたいな」という気持ちをベースに、よく見つめていきたいなあ。
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