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Chapter:39

「応援」という支援

先日お客様からとあるご注文がありました。
備考欄にびっしりと書かれた想い。
その方は実際に商品は買っていません。
ご注文なのに商品を買っていないとはどういうことか?
去年私がとあるSNSで写真をプレゼントとしてあげた方の1人で、お礼のプレゼントも頂いていました。
でも作品をもらったのにちゃんと対価を払ってない気がしてモヤモヤしていたそうで、色々考えていたところ、私がカートを開いて商品を並べた中で見付けたらしいのです。

自分が出来る支援 というものを。

今の自分には欲しくてもまだ高くて大きなA3サイズの写真を買えない。
だけど、私をアーティストとして支援したい。
SNSでただいいねをするだけでは支援にならない。
「対価」としたかったそうなのです。
その方が選んだのは、年間使い放題プランでした。
プレゼントでもらった写真1枚の対価と想い・・・。

普段から写真をSNSに載せて、無断使用(勝手にスクショしたのを自分のスマホに保存してたり)・無断転載がよくあるし、凄い!頑張って!詠ちゃんの写真好きだよ、とかもよく言われる。
正直、モヤモヤしていた・・・。
私がやってる活動は、そういうことじゃない・・・。
色々なところで語ってきたものが伝わってない、と。
日本人が考えているアートの価値観を変えること。
私はその方に感謝した。
ちゃんと自分で考えて自分なりの支援の仕方を形にしてくれたことを。

この場を借りて言います。
ごめんなさい、私は褒められることが好きじゃない。
そこよりも常に5年先、10年先を考えてる人間なので。
重要なのは、自分の周りから少しでも多く、深く狭く、アートの見方を変えていくことなので。


新たな商品を並べました。
気紛れな性格の為、商品は突然販売をやめることが多いので、見付けた際には掴んでおいたほうがいいです。







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