読解力の優劣

今年に入ってから気になることがある。案外見落とされがちなことだが、人は自分と他者の読解力をくらべる習慣がない。

今日は本を読んでいたのだが、しばらくして心ここに在らずになることがあった。15-20分でそうなるみたいだ。

読みながら、果たして私は読んだ内容を人に説明できるだろうかと、いったん読むことをやめてみた。そして、自問自答してみた、なぜ気が散るかを。

数段落前に説明されていたことがきちんと理解できていないだとか、

図と説明を読むのがおっくうだから、ながしていたのが原因だとか、

わからない語句をそのままにしてしまい、さらにわからなくなっているだとか、

寝不足だとか、

別のやることがありそちらに気をとられるだとか、

こんなところだ。


だが、きっと世の中で頭のいい人は煩悩がすくないか、または読み中に気がちらない性格や性質な人なんじゃないかと。

この違いこそが学力の差を生んでいるのではないだろうか。

でもこのことは比較しずらい。


ただ、自分で心がけることでこれを減じることができそうだ。

昨日の夜は文単をよんだ。そして、あるページの後半になると内容が頭にはいらなかった。しかし、今朝同じページを読んだところ、普通に読めた。
つまり眠いと読んでいる途中に字だけみている状態におちいる。

また、ある概念の説明を二つの本で見比べてみたところ、わかりやすい説明の本とそうでないものがあるようだった。本の選択が読書効率を変動させる。

結局、今日の読書の効率が低かったのは、未知の内容を読んでいたからハードだったからなのかもしれない。

あるいは、あまり内容が好きじゃないためのめり込むことに失敗したのかもしれない。

好きであれば内容がより多く頭のなかにのこりそうだ。これはいい連鎖を産む。

まとめとしては、読書でも戦略的にいかないと効果は半減してしまう。

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