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成長を見守る喜び

昨日投稿した半導体・液晶業界に身を置いて10年程経った頃、自分に対する満足感というか、危機感を感じるようになりました。

「このまま、この業界で働いていて、自分は、更に成長していけるのか?」そんな思いが、頭の中を占めるようになりました。

その頃、プライベートで新たに始めたのが、公立中学校での陸上競技部のコーチ。あるルートで、私が毎日走っていることを知った顧問の先生が、陸上素人であったことを理由に、指導を依頼されたのが、きっかけでした。

もともと、高校の陸上部の顧問になるのが夢で、教員免許を持っていなかったため、入社5年目に、通信制の大学に通った程でした(結局、社内での異動と結婚が重なり、教員の道は諦めましたが。。。)

ひょんなことから、自分の夢が、コーチという、自分にとって良いとこ取りの形で実現したのですが、始めてみると間もなく、生徒の皆さんが、陸上選手としても、人としても、成長する姿に心を奪われていきました。

「人が成長する姿って、本当に素晴らしい!」と思うようになり、いつしか、仕事でもそんな気持ちを抱けるようにならないかと考え始めました。

そんな気持ちを持ちながら過ごしていたある日、会社の社内公募制度の募集の中に、研修を専門に企画、運営するグループ会社からのオファーが目に留まりました。

年齢的には、40歳に近づいていましたので、「これが、自分のキャリアの中で、職種を変えるラストチャンスかな」と思いつつも、半導体・液晶向け材料のエキスパートになるか、新たな道を歩み出すのかの二者択一に悩みましたが、「自分に悔いを残したくない」と考え、新たな道を選択しました。

その後、研修会社に異動して、幹部候補生研修を司るコーディネーターの仕事を担当しました。そこには、私が望んでいた、人が成長する姿を間近で見守ることが出来る喜びに満ちた現場がありました。

今でも、プライベートで、子供たちの成長を見守ることが出来る活動を続けていますが(少年野球チームのフィジカルコーチ)、今後の会社生活においても、再び、人材育成の現場で仕事をしたいと思っています。また、並行して、プライベートで始めたミッションメンタリング協会の認定マスターとしての活動を通して、人が成長を感じられる環境づくりのお手伝いをしていきたいと考えています。

※ミッションメンタリング協会認定マスターの活動については、以下画像をクリックした先のリンクをご参照ください。


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