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ゲーム「OZMAFIA!!-vivace-」

ここ数日、起きている時間はほとんどこのゲームをしていたと言っても過言ではないくらい、のめり込んでいました。

そして昨夜(正確には今日の真夜中の午前)、ついに全ストーリーをクリアしました。

私がやったのはPSvita版ですが、見出し画像の通り、今年の8月27日にはswicth版も発売されます!

これからプレイする方に向けて、このゲームの紹介と、おすすめの攻略順なんかをさらっとまとめられたらなと思います。

ネタバレなしの記事のつもりですが、本当に何も知らないまま楽しみたい方にとってはネタバレかも…。
その辺は自己責任で!(え


あらすじ

記憶を失った少女、フーカ。
見知らぬ街を彷徨っていた彼女は、突然何者かに追われることに。
逃げ惑うフーカを助けてくれたのは街を支配するマフィアの1つ、オズファミリー。

ボス・カラミアは、勇猛なライオン。
相談役・キリエは、狡猾なカカシ。
幹部・アクセルは、朴念仁なブリキの樵。
一見気さくで頼れる彼らに、保護されることになったのだが――。

オズ、グリム、アンデルセン、ハイジ、長靴――
童話を冠した個性的なマフィアに、
ならず者の集団ウォールフガング。
謎に満ちた町医者ロビン・フッドに、
高級サロン『オスカー・ワイルド』

争いと友情が背中合わせの街の中、
フーカは誰の手を取るのか。

そして、フーカが記憶を持たない理由とはーー?


主人公は、記憶を失った少女のフーカ。
「フーカ」というのは、自分で変更可能です!

フーカが何者かに追われ、逃げているところからお話が始まります。
そんなフーカを助けてくれたのが、「オズファミリー」のカラミアとキリエ。

記憶のないフーカには行く宛なんてありません。
ひとまずはオズファミリーの庇護を受け、この街での暮らしに慣れてみよう!みたいな。

ほんわか時々抗争な街で、色々な出会いをして、色々な恋をして、時には争って。

そして、フーカがなぜ記憶を持たないのか?という謎に、ゆっくりと迫ってゆく。

そんなお話です。


オズファミリーの「三角関係ルート」

このゲームの特徴の一つに、「三角関係ルート」というものがあります。
オズファミリーの3人、カラミア、キリエ、アクセルルートから、派生するものです。

例えば初めにカラミアを選ぶと、共通シナリオをクリア後、カラミアとの純愛ルート、キリエとの三角関係「vsキリエ」、アクセルとの三角関係「vsアクセル」のどれかに移行します。

三角関係には、二番目に親密度が高いキャラクターが選ばれるそうです。

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三角関係ルートを終えると、最初に選んだ人を好きでい続けるか、乗り換えるかの分岐があります。

彼の知らない一面を知って、それでも好きでい続けようか、もう一人の彼の甘い言葉に乗せられて乗り換えてしまおうか…。

オズファミリーの3人だけでもボリュームたっぷりで、本当に面白いです!


10つのストーリー+Epilogue+Grand Finale

攻略するストーリーは、全部で10つあります。

「オズファミリー」から
・カラミア
・キリエ
・アクセル

「ウォールフガング」から
・シーザー
・ソウ

「グリムファミリー」から
・スカーレット
・ハーメルン

「長靴ファミリー」から
・パシェ

「シャーウッド診療所」から
・ロビン・フッド

「オスカーワイルドの館」から
・マンボイ、ドリアン・グレイ、アルファーニ(3人で1つのストーリー)

オズファミリーは、「純愛ルート」と「乗り換えルート」のエンディングが2つずつの、計4つに加えて
他ファミリーとの交流を楽しめるアナザーエンディングが1つずつあります。

そのほかは全員、エンディングが2つずつ、といった感じです。

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最初に選べるのは、オズファミリーの3人、カラミア、キリエ、アクセルのみ。
その中からエンディングを1つ見ると、スカーレット、シーザー、パシェ、ロビン・フッド、オスカー・ワイルドが解放されます。

ロビン・フッドのエンディングを1つ見ると、ハーメルンが解放されます。

ソウ以外のキャラクターのエンディングを、各1つ以上集めると、ソウが解放されます。

10つのストーリーのエンディングを、各1つ以上集めると、「Epilogue」が解放されます。
そして最後に、全エンディングを見ると、「Grand Finale」が解放されます。


「童話 × マフィア」という世界観

このゲームの特徴の二つ目に、「童話 × マフィア」という奇抜な組み合わせからなる、独特な世界観があります。

街には7つのファミリーがあります。
マフィアである「オズ」「グリム」「長靴」「ハイジ」「アンデルセン」の5つに加え、街で唯一の診療所「シャーウッド診療所」と、謎多き館「オスカー・ワイルド」の、7つです。


「オズファミリー」は、「オズの魔法使い」という童話が元になっています。
ライオンのカラミア、カカシのキリエ、ブリキのアクセルは、オズの魔法使いに出てくる、ライオン、カカシ、ブリキが元です。

「グリムファミリー」は、「グリム童話」が元になっています。
スカーレットは、「赤ずきん」に出てくる赤ずきん。
ハーメルンは、「ハーメルンの笛吹き」に出てくるハーメルン。
攻略対象ではありませんが、ヘンゼルとグレーテルも出てきます。(これは言わずもがな、ですね。)

「長靴ファミリー」は、「長靴をはいた猫」という童話が元になっています。
パシェはその主人公、長靴をはいた猫そのものです。


攻略対象はいませんが、ハイジとアンデルセンにも、元ネタがあります。

ハイジファミリーは、「アルプスの少女 ハイジ」が元です。
ヘイディは、ハイジが元。
ハイジはドイツ語(?)表記で「Heidi」なので、そこからきているのだと思います。面白い。
ヘイディのお世話役兼護衛役として出てくるペーターも、同じ童話のペーターが元になっています。

アンデルセンファミリーは、ハンス・クリスチャン・アンデルセンという作家の名前から来ています。構成員は皆、彼の書いた童話が元です。
アンデは、「マッチ売りの少女」の少女。
同じくエリングは、「みにくいあひるの子」のあひる。
メリサスは、「親指姫」の親指姫。


攻略対象に戻って。

ロビン・フッドは、中世イングランドの伝説上の人物とのこと。
シャーウッドの森に住んでいるとされていたことから、所属は「シャーウッド診療所」という名前になっています。

最後に「オスカー・ワイルドの館」
まず、館の名前は、実在したイギリスの作家「オスカー・ワイルド」が元になっています。
マンボイは、オスカー・ワイルドの短編小説「幸福な王子」にて、王子を助けたツバメ。
ドリアン・グレイは、オスカー・ワイルドの長編小説「ドリアン・グレイの肖像」のドリアン・グレイ。
アルファーニは、オスカー・ワイルドの同性の恋人として知られていた、「アルフレッド・ダグラス」という人物が元になってると思われます。


ちょっとでも童話を知ってからプレイすると、より楽しむことができます!
むしろ、童話を全く知らないと、よく分からないお話もチョコットありました。
とはいえ、原作を読み込んでなきゃってほどではなく、ネットで調べれる程度の情報で理解はできますのでご安心を。

ちなみに、ウォールフガングの2人、シーザーとソウは、OZMAFIA!!オリジナルのキャラクターだと思います。


攻略の順番

ひとまず、何も知らなかった私の攻略順を。
キリエが推しキャラなので、キリエはだいぶギリギリまでとっておきました。

どのルートもエンディングは2つずつありますが、全て親密度が低い方から解放しました。
周回シナリオの回収をしながら、True Endを回収する感じで。

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私がおすすめしたい攻略順

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ネタバレはせず、この順番を推したい理由をさらっと。

まず、初期キャラの3人。
キリエは、カラミアとアクセルをやった後の方がいいと思います。
残るはカラミアとアクセルですが、個人的にはカラミアをおすすめします。

理由は、カラミアがお兄さんキャラで馴染みやすいからというのもありますがそれ以上に、キリエとアクセルのクセが強い…特にキリエ。
カラミアルートで知ってから攻略した方が精神的に良い、特にキリエ。
それを抜きにしても、キリエは後回しの方がいい。

また、オズファミリーの3人には三角関係ルートがありますが、純愛ルートからクリアしていけばいいかなと。
純愛ルートだけクリアして、次のキャラに移っても問題ありません。

三角関係ルートはどれも、オスカー・ワイルドをやる前に終わらせればいいです。

ちなみに。
三角関係のパラメーターの振り方が思いの外難しくて、攻略サイトさんにお世話になりました。
大人しくお世話になった方が良いです、本当に。ありがたや…。


シーザーとパシェについて。

シーザーはぶっちゃけ、どこでもいいです。
なんなら、カラミアかアクセルをクリアしてすぐでもいいです。

パシェは、アクセルをクリアしてからをおすすめします。


そこから続く一本道。

オスカー・ワイルドを後回しにすると後悔すると思います。
早すぎても分かりにくいと思うので、中盤くらいに。
他と比べて短かったので、サクサクと終わります。

ロビン・フッドは、ハーメルンを解放するための鍵です。
親密度の低いエンディングを先に見ることをおすすめします。

スカーレットとハーメルンは同じファミリーということで並べました。
解放順に連続してやった方が、繋がりを覚えていられるのでいいかと。

最後がソウになるのは、もうしょうがないというか。
解放条件的に、必然の順番かなと思います。


先ほどもいった通り、私は全て親密度の低い方からプレイしましたが。
どのルートでもそれがいいかなと思います。

幸せな気分でプレイを終えた方が、幸せが長く続きますから。

あとは「Epilogue」と「Grand Finale」
いろいろなレビューで言われている通り、衝撃を受けるというか、普通にびっくりします。
期待以上の衝撃を受けると思うので、期待してください。それでも期待を上回ってくれると思います。


おわり

これから「OZMAFIA!!-vivace-」をプレイする方、主にswicth版をプレイする方に向けて、vita版をプレイした私からの布教と、おすすめの攻略順紹介でした。

「OZMAFIA!!」、本当に素敵な作品ですから、多くの方に手にとっていただけたら、フーカの記憶の真実までたどり着いていただけたらと思います。

これとは別にネタバレ有りの記事もあげる予定ですので、「ちょっとOZMAFIA!!の世界を知りたい!」という方は、是非そちらもお読みください!


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見出し画像
OZMAFIA!!-vivace- 公式サイトさんから

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