闇を感じるアイドルプロジェクト『華Doll＊』

今日は、私が最近ハマり始めた『華Doll＊（はなどーる）』というコンテンツを紹介していこうと思います！

あまり知られていない気がするけれど、この記事をきっかけに知って、願わくば好きになってくれたら、もっと人気が出てくれたら！なんて思って紹介していきますよ。

ただ、私もハマり始めたばかりで、お金のない生活をしているのでCDを一枚も買っておらず（おい）、このコンテンツの奥深さとか考察とかを語れるほどのファンではありません。（オイ！！）

でもね、曲は結構聴き込んでいますから！
おすすめの曲も紹介できたらなと思っています。

『華人形プロジェクト』

「華人形（はなどーる）プロジェクト」

それは「芸術」と「医療」の融合。
人体に特殊な花の種を埋め込み、その成長に合わせ人の潜在能力を最大限まで引き出す医療技術。
この技術により、高い才能を持った「完璧」に近いアイドルを人工的に生み出すプロジェクトである。

そのプロジェクトに参加する為、多くの夢みる若者たちが集った。
厳しいオーディションを勝ち抜き、過酷なレッスンを経て選ばれたのは、６人の少年。
彼らはそれぞれに抱えた「ある想い」を胸に、その世界に足を踏み入れた。

自らの人生と引き換えに「華」を得た少年達。
完璧な物など何一つない世界で、未熟な彼らに与えられた「選択」
彼等の行き着く先とは。

何よりも、公式さんの説明は大切ですからね。
一応、貼ってみました。
でも、この説明だけだとちょっと分かりにくいので、他の設定や、公式ブックレットの説明も交えてざっくりとまとめてみます。

『華人形プロジェクト』は、『天霧プロダクション』という架空の大手芸能事務所が、医療研究所と協力し、新たなアイドルとしての形を求めて設立されたものです。

このプロジェクトで鍵になってくるのは『花』です。
プロジェクト名にも、漢字は違いますが『華』と入っているくらいですからね。

『華人形プロジェクト』に参加するアイドルたちは、体内に特殊なカプセル『花の種』を埋め込まれます。この花の種は、アイドルの成長とともに育ってゆき、いずれ花を咲かせます。
開花と同時に、アイドルとしての才能も開花、潜在能力を最大限まで引き出すことができるようになるります。

しかし、それだけではありません。
『花の種』にはGPS機能が付いており、一度『華人形プロジェクト』に参加したアイドルは、このプロジェクトの管理下での生活が強要されることとなります。

また、この『花の種』ですが、才能が開花と言えば聞こえが良いものの、実際のところは、通常は抑制されている脳機能のリミッターを解除して、無理に潜在能力を引き出しています。
加えて、このプロジェクトの真の目的は、顧客が求めるものを、永遠に、100%提供し続けることのできるアイドルの育成を目指しているのだとか。

文字通りの『華”人形”』、というわけです。

『華Doll*』
それは「人間」か、「人形」か。

コンテンツとしての『華Doll ＊』

『華Doll＊』の世界観を作る上で欠かせない、『華人形プロジェクト』について紹介しました。

今度は、『華Doll＊』というコンテンツそのものがどういうものなのかを紹介していこうと思います。
『華人形プロジェクト』の光と闇をなんとなく分かった上でなら掴めるんじゃないかな。飛ばし読みしていた方は注意してください。

そもそもとして、このコンテンツは、主にCDで楽しむコンテンツです。
CDには、楽曲に加えて、『Project Archive』と呼ばれるドラマパートが収録されており、アイドルとしての彼らの活動はもちろん、アイドル同士の絡みだったり、ひとりひとりのプライベートだったりが詳細に描かれています。
また、Youtubeチャンネルでは、いくつかの楽曲の音楽ビデオも配信されています。

そしてそれら全てが、考察の材料になっているというのが、このコンテンツの特徴です。
ブックレットでは、『知的興奮型コンテンツ』と紹介されています。

もちろん、私のように音楽だけを聴いて楽しむことも、ドラマパートを聞き流してほどほどに楽しむことも可能です。
しかし、このコンテンツを真の意味で楽しみたいと思うのならば、持っている知識、聴く力、見る力、考える力を総動員させ、この作品に秘められた真実を追いかけてみるのが良いでしょう。

見えているものだけが、真実ですか？
それは本当に「あなたの答え」ですか？
この招待状を受け取るかはあなた次第。
我々は常に問いかけます。

Are you a thinking reed?
(あなたは考える葦ですか？)

Anthos*

ここからは、再び『華人形プロジェクト』の話に戻って。
このプロジェクトで活躍するアーティストたちの紹介を、さっくりとして行こうと思います。

まずは、『Anthos*』
読みは「アントス」、由来はギリシャ語で『花』を意味する言葉から来ているそうです。

『華人形プロジェクト』の中では、これから成長していくユニットとして、天霧プロダクションの練習生だったメンバーと、天霧社長自らがスカウトしたメンバーとで成り立つ、出来立てホヤホヤユニット！

最初から完全なデビューというわけではなく、プレデビューという形でスタートしました。その時のユニット名は『Anthos』
初期メンバーの6人全員が開花後、非公開メンバーが新たに加わり、今は7人で活動しています。

画像、左側から、

チセ（本名：祥來 千勢〈しょうらい ちとせ〉）（CV：駒田 航）
ビジュアル担当
マイペースな自由人。コミュニケーションお化け。

灯堂 理人〈とうどう りひと〉（CV：伊東健人）
歌声担当
ストイックなせいか、毒舌気味。でも面倒見の良いお兄さん。

八代 刹那〈やしろ せつな〉（CV：堀江 瞬）
マイペース担当
非公開メンバーで、Anthos*の正式デビューで加わった人。

結城 眞紘〈ゆうき まひろ〉（CV：山下誠一郎）
笑顔担当
とにかく真っ直ぐ、純粋。愛され上手の弟分。

影河 凌駕〈かげかわ りょうが〉（CV：濱野大輝）
筋肉担当
Anthos*最年長で、みんなのお母さん兼お父さん。

如月 薫〈きさらぎ かおる〉（CV：土岐隼一）
マイナスイオン担当
品行方正な王子様気質。若干天然なところもある癒し系。

清瀬 陽汰〈きよせ はるた〉（CV：増田俊樹）
ムード担当
Anthos*最年少。みんなのムードメーカー。

ちなみに私の推しは、パッと見だと圧倒的に刹那くんなのですが。
何せまだ知ったばかりのコンテンツ、刹那くんデビューまでたどり着けていないので、今のところはチセとオル（薫）かなぁって感じです。

キャラクターにもあまり詳しくないので、魅力的な紹介ができなくて申し訳ない…。

いつか、しっかりとこのコンテンツを知り尽くしたら、もう一度紹介記事を書きたいですね！（期待しないで。）

Loulou*di

高貴で手の届かない、かけ離れているような印象のアイドルユニット。
天霧プロダクションのカースト最上位・レジェンドクラスに所属していた3人からなるユニットでしたが、元メンバー・雨宮 快斗〈あめみや かいと〉の脱退により、活動休止状態でした。

『Anthos*』よりずっと先にデビューをしていて、『Anthos*』のプレデビュー時の時点で既に活動休止。
その後しばらくして、新たなメンバーが一人加わり、新生『Loulou*di』として活動再開を果たしました。

画像、左側から、

氷薙 ルイ〈ひなぎ るい〉（CV：武内駿輔）
初期メンバーで、亜蝶とは練習生時代からの付き合い。
物静かな性格。

烏麻 亜蝶〈からすま あげは〉（CV：豊永利行）
Loulou*diの、絶対的センター兼リーダー
完璧主義で、プライドがとても高い。

櫻井 鬨〈さくらい とき〉（CV：山下大輝）
活動再開の際に、新メンバーとして加わった。
見た目は可愛らしいけれど、びっくりするくらい毒舌になる時がある。
亜蝶やルイを崇拝している。Loulou*diの末っ子。

実は、何故かYoutube Musicで配信されていたドラマパートが、Loulou*diの1stアルバムだけだったという謎現象があったおかげで、私が初めて聴いたドラマパートはLoulou*diだったんですよね。

キャラクターも何も知らず、とりあえずで聴いてみたものだから、鬨ちゃんの毒舌に度肝を抜かれたというか、驚きすぎて節句でした。
それから、天霧プロダクションとアイドルたちの関係性にもびっくりしました。びっくりしたというか、悪寒がしたというか、鳥肌がたったというか。

まあ、そのおかげで逆に興味が出て、ハマりつつあるわけですが。

おすすめの曲紹介！

せっかくのアイドルですからね！
私の独断と偏見で、おすすめだと思った曲をいくつか紹介しておこうと思います。

ちなみに、何度も言っていますが、私はこのコンテンツを知ったばかりなので、あまり詳しくありません。
考察とか、一切していません。（ちょっと誰かの記事を読んだことはあるけれど。）

どの曲も、雰囲気で好きになっています。

その点を念頭に、特にこのコンテンツを既に知っている方！
あまり厳しい目を向けないでね><

BIRTH

まずはAnthosの、記念すべき1stアルバムから、『BIRTH』

スタイリッシュな感じ音楽です。
EDMとかに分類されるのかな、分からんけど。

初アルバムのコンセプトタイトルと同じ曲名になっているのですが、こんな意味が込められているんだとか！

タイトルの「Birth」は”新たな誕生””希望”の意味合いと共に
”（読み方を似せた）Be Earth=世界中に届く存在であれ”
という想いが込められています。

歌詞を見ると、アイドルとして新しく生まれ変わった、彼らの意気込みがひしひしと伝わってきます。

途中のラップパートが最高に好き。

Juliet

同じくAnthosの、今度は2ndアルバムから。

最初は静かな音楽と、アイドルたちの伸びの良い綺麗な声とが最高にマッチしていて、サビの掛け合いのような部分は、つい歌いたくなってしまう素敵な旋律をしています。

聴いていてなんとなく明るい気持ちになる曲調をしていますが、歌詞を見ると、『華人形』になってしまったという事実に苦しんでいるのか、寂しそうな、何かを欲しているような、そんな感じがします。

Empty Dream

Anthosばっかりだったので、この辺でLoulou*diを。

Loulou*diの曲って、現時点（2021/03/28）だと2つしかないんですよね。
活動を再開して、やっと1つ目のアルバムが出たって感じで。
どっちも良い曲ではあるのですが、聴きやすさでいえば圧倒的にこっちかなぁと、『Empty Dream』を紹介することにしました。

Loulou*diのイメージに合った、高貴、孤高、哀愁を感じさせる素敵な楽曲です。
ファンのためのアイドルというより、Loulou*diを突き通そうとしているような歌詞だなぁと私は思いました。

また、Anthosとは全く別の何かを感じさせてくる部分、さすがLoulou*diやなって感じですね、本当に。

Me Against Myself

最後に紹介するのは、私の一番好きな曲！！！！
Anthosの『Me Against Myself』です。

＼＼Always I need you, thinking about you, baby／／

この曲は、1st seasonのアルバム4巻に収録されているのですが、4巻のコンセプトタイトルは『Message』
誰かに伝えたい想いが込められた歌詞になっています。

誰が誰に伝えたい想いなのかについては、ドラマトラックを聴かないと分からないのではないかな。聴くのが楽しみです。

結構中毒性があるというか、何度も聴いていられるというか。
特に、歌詞の中で何度も繰り返される「Always I need you, thinking about you, baby」は、なんかハマります。
明るい曲調なのに、後悔や悲しみ、迷いなんかが繊細に描かれていて、私はこの曲だけでAnthosが好きになりました。

MV最後の、誰かのメッセージが、切なすぎて…。

さいごに

私自身もまだハマりたてほやほやなので、上手に魅力を伝えることはできなかったような気もしますが…。
この記事をきっかけに、少しでも興味を持ってくれる人が増えたらいいなと思っています！

最近は、ほとんどの人が何かしらのストリーミングサービスを利用しているでしょうから、もし自分の利用しているサービスで配信されていたら是非、聴いてみてください。
曲だけ聴くのも全然良いと思います。本当は、私の知る曲全てを紹介したいくらい、良い曲ばかりなので。

それから、このコンテンツは、今までと違った二次元アイドルの形を創っているように思います。
キャラクターも現実の時間に合わせて歳を重ねている部分とか、ブックレットにインタビューが載っているとか、Loulou*diの活動再開とか。
まるで実在するアイドルの活動再開のように、公式サイトのNewsで告知があった上での再開だったみたいですよ。

完全な二次元って感じではないけれど、実在しているわけでもない。
不思議な距離感を感じますね。

これから先、いろいろな情報が明かされるにつれて、もっと沼ること間違いなし。
まだ、始まって2年程度のプロジェクトですから、今からなら間に合いますよ。ハマるなら今です。

一緒に『華Doll＊』沼に落ちましょう。

-----

『華Doll＊』公式サイト
見出しやキャラ紹介で使った絵は全て、公式サイトさんから。

『華Doll*』天霧プロダクションOfficial Site

公式サイトにて、ブックレットが無料配布されています！
是非見てみてください。

『華Doll*』天霧プロダクションOfficial Site