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【絵本沼ゼミ】2022年4月25日号祝!(来年)創刊70年「岩波の子どもの本」(前編)
メルマガ【絵本沼ゼミ】をお読みいただきありがとうございます。
今回のお題は来年で創刊70年を迎える「岩波の子どもの本」です。
前後編の2回に分けてお届けします。
このシリーズが創刊した1953年は、下記の5つの出来事がありました。
1.「岩波の子どもの本」の創刊
2.「学校図書館法」の制定
3.「日本児童図書出版協会」の設立
4.「再販売価格維持制度」の出版物への適用
5.「テレビ放送」の開始
これらはその後の児童図書出版のグランドデザインにつながり、特に岩波の子どもの本は、その後の絵本に決定的な影響を与えました。
それは作品面だけではなく、編集や製造コスト、販売面にまでおよびます。
前編は岩波書店という買切出版社と、戦時中からはじまる「新しい子どもの本」の歴史を眺めていきます。
今回も長文になりますが、お付き合い願えれば幸いです。
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