マガジンのカバー画像

絵本の小部屋へようこそ!

64
「季節展示」「おすすめ展示」「テーマ展示」など、来訪者のリクエストに応じた絵本棚でお迎えする小さな文庫活動の終了に伴い、バーチャル版をご用意しました。オーナーの自分勝手な絵本解釈…
運営しているクリエイター

#絵本

絵本の小部屋について

いつもご覧いただいている皆さま、初めてご訪問くださった皆さま、拙い記事のために貴重なお時…

絵本の虫
1年前
45

歯医者さんの絵本

歯医者さんも患者さんもお互い大変だけど、頑張って治療にあたる様子が対照的に描かれている、…

絵本の虫
5か月前
91

こんな今だけど...

「被災地に本を送らないで」のニュースにはごもっともと思う反面、少なからぬ衝撃を受けた。と…

絵本の虫
5か月前
57

ハッピーハロウィン

この写真…こわいですよね😱 本の中身は著作権上アップできないけれど、仕掛け絵本とわからな…

絵本の虫
7か月前
61

所変われば りんごも...

ジョニー・アップルシードとは、アメリカ合衆国の開拓期にりんごの種を植えてまわった実在の人…

絵本の虫
8か月前
60

祝10周年かもしれない🍎

りんごといえば、やはりこちらヨシタケシンスケさんの衝撃の絵本デビュー作🎉 哲学的な考察を…

絵本の虫
8か月前
60

ねずみくんの場合

サルカニ気分を味わったあとに、このねずみくんを読むと心穏やかになります☺️ りんごの木を見上げている ねずみくん。【以下ネタバレあり】 ねずみくんは、木を脅すどころか、鳥に実を1つ取ってほしいと頼むことすらしません。たぶんできないのでしょう。ただ地面の上で、鳥のように飛べないか両手をバタつかせているだけです。 さるくん、ぞうくん、きりんくん、カンガルーさん、さいくんがやって来ても、ねずみくんはそれぞれの真似事をしてみるだけで、りんごの実を取ることはできません。 そこへ

絵本『絵で読む子どもと祭り』

00:00 | 00:00

各地でお祭りが再開して賑わっているので、久しぶりに「月刊たくさんのふしぎ」(福音館書店、…

絵本の虫
8か月前
45

夏色絵本

夏休みも残りわずか。この夏、こどもたちはどんな思い出を心に刻んだのだろう。 見返し一杯に…

絵本の虫
10か月前
60

心象風景

絵本との再会は、学生時代に友人と一緒に至光社・丸善共催の世界絵本作家原画展に出かけたこと…

絵本の虫
10か月前
66

戦争のあと

第二次大戦後、ポーランドからカナダに移り住んだ祖母と「ぼく」との交流を描いた絵本。ジョー…

絵本の虫
10か月前
51

お化けとの遭遇

例年、夫の読経でおうち法要を営む我が家はお盆渋滞とは無縁 …… のはずが、うっかり野菜を切…

絵本の虫
10か月前
59

花火の記憶

蚊が苦手なので、夏よりも冬の花火のほうが落ち着いて眺められる。でも英国のそれは爆発地点が…

絵本の虫
10か月前
57

日本の夏 私の夏

とにかく蚊に好かれている。若かりし頃、夏に木陰を生足で歩いたら、自分は30カ所近く刺されたのに、連れは1カ所しか刺されず涼しい顔をしていた。若い血ならともかく、今に至るも狙われるのは迷惑千万。昨今、飛蚊症により本物と偽物の区別もつかず、仕留められずに悔しいことこの上ない。いまや電撃ラケットを手にする暇もなく逃げられている始末だ。 鈴木のりたけさんの絵本『カ どこいった』は、巧妙に逃げまくる蚊とのたたかいを痛快に描いた傑作。でも、黒白の縞のヤブ蚊があまりにもリアルで、私は見て