自分の生い立ちを振り返って見えたもの

以前書いた

「悲しくてまとまらないかもしれないけど」が、たくさんの反響をいただいて、書いてよかったなぁと思うと同時に、みんな見た目にはわからないけれど何かを背負って生きているんだってことを強く感じました。

それでね、あの記事を読んだ方からのメッセージの中に

まこさんを産んで育てて下さったご両親に、私からも感謝が言いたいです!
どうやったらまこさんみたいに育つんだろう?ステキなご両親のもとで成長されたんですね!

って、私としては目が点どころか目がなくなるくらいありがたすぎるお言葉をいただいたのです。

私は、このメッセージをいただいて、涙が溢れました。もしかしたら、私がずっと感じてきた劣等感は自分が勝手に作り上げてしまっていただけ(劣等感とはそういうものか)果たしてわたしは両親の愛を受け取ろうとしていたかな?って思ったんです。

でも、今子育てをして思うけど、そもそも子ども側が受け取り体制とらなきゃいけないってのも変な話だな💦でもでも、両親だって完璧じゃないし、そこはもう許容範囲として…←こう思えるようになったのも最近。

それでね、ステキなメッセージをいただいて思ったこと。

あ!私、こうやって親孝行できてるのかな?

でも、両親には伝わってないよな…と少し考えて、贈り物をすることにしました。

それがコチラ…

画像1

ちょうど新刊として出た頃でした。

絵本ナビでちょうど見つけていたので、そのタイミングも良かった!

書店に行く時間が取れなかったのでAmazonで注文して、中を見て、コレだ!と思い、プレゼントの準備に取り掛かりました。

渡す時には、照れ臭くて

「座ってくださーい!!プレゼントがあります!!」

と、少しふざけて両親をリビングのソファーに誘導したら、父が

「赤ちゃん、できたの??」と。

なんか、人生振り返って、たくさんのことを感じて、みなさんからメッセージもらって、プレゼント用意して、思い切って渡したのに…

さすが、我が家だなぁって。多分、父親の照れ隠しなんだろうけど。一筋縄でお涙ちょーだいな展開にはなりませんでした!

こんな親子関係なんです(笑)

表紙を開くとメッセージを書けるスペースがあり、そこに私は

あの時、助けてくれてありがとう。

と記して渡しました。

母は涙ぐみ、父は後で読むと言い、閉じました。

父が読んだ感想などは聞いてないけど、ずっと両親への劣等感と共に生きてきた私としては大きな500歩くらいを歩んだ気がします。

そして全ては必然だったなぁ…と思うのでした♡



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?