カエルにときめく図鑑
『ときめくカエル図鑑』
私は特に爬虫類好きというタイプでもないのですが、ときめくというワードに惹かれ読んでみることにしました。
カエルってときめくのか、という発見です。
かわいい、かも
都会育ちのため初めてカエルを目にしたのは小学校2年生。
親戚の家に行ったときでした。
お父さんお手製の鉄棒、その筒の入り口にちょこんと座っているところを見つけたのです。
未知の生命が目の前にいる少しの恐怖心と
鮮やかな黄緑の体がどんな動きをするのかという興味がかき立てられました。
それが唯一のカエルを間近でみた経験です。
大人になった今、カエルを間近で見たら恐怖心が勝つと思いますが、本を通してなら見られる、怖くない。
ページをめくるうちにかわいい、かもしれないカエルを見つけました。
アフリカウシガエル
紹介文にもカエル愛に溢れています。
アフリカウシガエルは幼体で10円玉ほど大きさですが
写真にのっているような成体では、
全長25センチ、体重1,5キロの掌サイズになるようです。
野生下ではサソリや蜘蛛、昆虫さらには爬虫類、哺乳類まで捕食するようです。
エサ アフリカウシガエルは貪食な種類であり、野生下ではサソリやクモ、昆虫、カエル(同種を含む)、爬虫類、哺乳類、時には鳥類すら捕食します。 中には毒蛇や亀などを食べた個体も観察されているそうです。
飼育する場合はマウスを与えます。
見た目はかわいいですが、食の嗜好はまるで蛇のようですね!
顔部門
イエアメガエル
まぶたから顔の輪郭まで皮膚がシワのように垂れています。
こんな顔のカエルがいるんですね。
お洒落な多肉植物のような、淡い色合いをしていてきれいです。
変温動物のカエルは人の体温で火傷してしまうようなのですが、
このように身の回りにない出来事も本によって少し近くに感じることができました。
知らない世界ばかりだと実感します。