【韓国ミュージカル】《オペラ座の怪人》2023年@シャルロッテシアター
オペラ座の怪人（오페라의 유령）
2023-03-30 ~ 2023-06-18 釜山 ドリームシアター
2023-07-21 ~ 2023-11-19 ソウル シャルロッテシアター
2023-12-22 ~ 2024-02-04 大邱 啓明アートセンター
今年、大本命の作品《オペラ座の怪人》を観劇しに韓国・シャルロッテシアターに向かいました🛫
もともと《ファントム》が好きで、2021年の在宅期間にYouTubeの動画を漁っていたときに、めちゃくちゃ顔がよすぎるエリックがいることに気づき、チョン・ドンソク(전동석)氏の存在を知ったわけです。
もちろん《オペラ座の怪人》と《ファントム》は別作品ですが、似て非なるふたつの作品に同じ俳優が出演することは珍しいので、コロナ制限が解かれた2023年、これは韓国に行くしかない❗と、チケットをもぎ取って行きました。
🌹チョン・ドンソク×ソン・ウネ
🌹ファントム：チョン・ドンソクさん
顔半分が仮面で覆われてるのに、隠しきれない顔の美しさと、美しい声量で迫力があるのだけど、畏怖よりも非常に繊細で少年のような演技に、ファントムのエリックみを感じました。
頬をつたう涙すらも演技で作り出してるのではないかと思わせるほど。
（いや、演技なんですけど…演技と思わせないというか…）
ブチ切れて叫びながらクリスティーヌ人形を投げつけたり、DV人間の情緒不安定ぶりを大発揮していて怖いのですが、
あの怪人マスクを被りながらも美しいと思わせる顔は、反則。
そしてこの低音ボイス。
🌹クリスティーヌ：ソン・ウネ（송은혜）さん
🐿リスみたいにちょこちょこ舞台で動いていて、すごく可愛かったです。
白ドレスが似合っていて、歌がうまいし、純粋無垢なクリスティーヌそのものでした。
特に好きなシーンは、クリスティーヌからファントムにキスをするシーン。
思わぬ祝福を受けたファントムが、驚いて目を開くて表情がドラマのワンシーンのように美しく、こんなマンガみたいなこと、ある⁉
制作費が400億ウォン(40億円)以上で、すべてが豪華絢爛。
お衣装は布の厚みが段違い。
舞台の盆がぐるぐる回るとかはないけど、マスカレードの階段や、地下の小舟など、とにかく豪華。
布のドレープの使いかたが最高。
日本では味わえない潤沢な資金の香りがとてもしました！
🌹キム・ジュテク×ソン・ジス
キム・ジュテク（김주택）さんとソン・ジス（손지수）さん、おふたりともイタリアの音楽芸術大学に留学のご経験があるオペラ歌手。
おふたりの異次元すぎる声量が、まるで召喚魔法のバトルのよう😳
キム・ジュテクさんは、底知れぬ怖さの怪物らしさがあり、
ソン・ジスさんは、ほのかに知性が溢れるクリスティーヌで、ラウル（ソン・ウォングンさん 송원근）と気持ちが通じ合っている恋人らしさが伝わってきて、なおさらファントムの孤独が際立っていました。
歌のバトルが強い主役おふたりだからこそ、恋愛関係よりもバトル関係に感じたのかもしれないです。
👇舞台映像
🌹シャルロッテシアターが好き
ロッテワールドのミュージカル専用劇場として、2006年に竣工。
客席数は1,241席と意外にコンパクト。
いたる所に薔薇が使われていてヅカオタ的にはテンションが爆上げ😆
👇シャルロッテシアターや観客の様子がわかります
👇オペラ座の怪人 公式サイト
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