見出し画像

思い出の味



夏になるとなんだか思い出す味があります。

母の実家に遊びに行くと、おばあちゃんが握ってくれた絶妙な塩加減の塩むすび。

おじいちゃんが焼いてくれたこれまた絶妙な塩加減のナンコツやハツ。

味付はいたってシンプルだし高い食材じゃなくてスーパーに売っているものだけど、自分で作ってもなんか違うんだよなあってなる味。

もう食べられないんだと思うと少しせつない気持ちになるけど、

こういう忘れられない味があるってなんだかとっても幸せだなあって思うのです。

でもきっと美化されてるんだろうなあ。

思い出ってスパイスですね。なんの変哲もないものも、それに対して何か思い出や思い入れがあるとどんな高級料理よりおいしい。

香りと記憶の関係って強いなあってのは前々から思っていたんだけど、(今調べたらプルースト効果っていうちゃんとした名前があるらしい)
香りに負けじと味もそうだなあって思いました。

これを食べると思い出す、とかこの匂いをかぐと思い出すみたいなのってあるよね。

落ち込んでいる人がいたらポッキーとかコアラのマーチとかどこでも買えるようなお菓子をあげたい。

そしたらもし次落ち込んでもポッキーを食べれば自分は1人じゃないってことを思い出してもらえるかな〜もらえたりしたらいいな〜なんてことをこのnoteを書いていたらふと思いました。

いつか子どもが生まれたら子どもが落ち込んでたり元気がないなあってときに決まった料理を作ってあげたい。
いつか大人になって落ち込んだときやつらいときに、
自分で作れるように敢えて凝った料理じゃなくて誰でも作れるような簡単な料理がいいな。
でもちょっと特別感がほしいから隠し味入れたいな。
レストランとかでも食べれるものだけどなんか違うんだよなあ、みたいな味がいい。
これを食べると元気になれる!みたいな味があるときっと強いと思うんだ。
ずっと子どもの傍にいてあげられるわけじゃないからそうやって思い出として支えてあげられるようなお母さんになりたいなあ☺️ってめちゃくちゃ考えが飛躍してしまった 笑



っていうのを夏に書いたけど上手くまとまらなくて(いつもまとまってないけど)下書きにぶち込んでそのまんまだったの忘れてたけど折角なのでひっぱりだしてきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?