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全国大会を終えて / 3回生 #8 森田 慎平

こんにちは!愛媛大学フットサル部広報部です!
今回は悔しい思いをした第20回全日本大学フットサル大会(全国大会)の感想をチームの要である2人に書いてもらいました。

本日は愛大の主将である森田慎平選手です!

是非一読ください!


全国大会を終えて、まずは多くの方に応援していただけたことに感謝しています。その中で十分と言える結果が残せたかはわかりませんが、応援のおかげで愛大として全力で戦うことができたと思います。

僕が愛媛大学フットサル部に入部し、約2年半で初めての全国大会出場になりました。非常に楽しみにしていたし、不安や心配よりも全国の舞台に立てることの喜びが大きかったです。愛媛大学フットサル部としては選手権は6年ぶりの出場でした。怪我人やアクシデントを乗り換えて獲得した全国大会への切符。昨年の同大会において四国代表として松山大学がベスト4入りしたことで今年はシード権があり、準々決勝からの出場になりました。対戦票が決まった時、初戦の相手は順天堂大学と京都大学の勝者ということでしたが、どちらがきても常にチャレンジャーでいようと心に決めていました。

大会初日は自分たちの試合がなく、会場と対戦相手の視察になりましたが、ここまで2年間来れなかった岸和田体育館に入り、ピッチを見た時に興奮しました。目指してきた舞台に立てること、自分たちの努力が身を結んだことを改めて実感し、これからこの舞台で戦うことにワクワクする気持ちでいっぱいでした。


初戦の相手が順天堂大学に決まり、各選手不安や緊張もあったと思いますが僕は関東の強豪チームと試合できることに加え、勝てば王者・大阪成蹊と試合できることが楽しみで仕方なかったです。午後に体育館を借り、練習、ホテルでは順天堂大学のゴレ攻撃について分析、対策して最高の準備で臨めていたと思います。

いざ、試合が始まりピッチで感じる他大学の応援の声に圧倒されました。愛媛大学も一回生を中心に応援団を準備していましたが、台風の影響で現地に来ることが叶いませんでした。応援でピッチ内の声が通りにくいという環境は初めてでしたが、それだけ応援されるチームが集まる大会で自分たちもプレーできていることを実感しました。愛媛大学の武器は守備だとおもっているので立ち上がりから、積極的にプレッシャーをかけることができていたと思います。

そんな中で3-1セットの1本目で自分のゴールで先制することができました。ピヴォ当てからファーストタッチで上手く入れ替わり思い切って振り抜いた左足のボレーが運良くゴールになりましたが、正直、入るとは思っていなかったです。開始早々の得点で流れを掴めたと思うし、何よりも全国大会の舞台で順天堂大学から点を取れたことが非常に嬉しかったです。その後前プレから追加点を決め、2-0で折り返しました。まさかリードして前半を終えるとは思っていなかったし、チーム内にも「勝てる」という雰囲気が出ていたと思います。


後半立ち上がりにセットプレーから失点するも、1点差の状況で粘り、相手がPPに出てきたところでPP返しから得点を奪って3-1。本当に勝利まであと一歩だったと思います。それでも全国の舞台は甘くないことを突きつけられました。

後半残り2分から2点差を追い付かれ3-3になり、急いでとったタイムアウト時にはまだ得点のチャンスもあるし、PKになっても勝機はあるので残り時間やり切ろうと円陣を組み、残りはベンチから祈る状況になりました。それでも勢いを止められず失点し、結果的には順天堂大学の大逆転劇になりました。昨年の四国学生リーグ最終節でも松山大学に3点差を追い付かれた経験もあるため、全員が集中していたと思うし、愛媛大学に浮ついたムードや緩んだ雰囲気はなかったと思いますが、それでもPP返しで2点差をつけた状況でもう一度締め直すべきだったと思います。全員の頭の中には松大戦があったため、決して気を抜いた訳ではないですが、それでもひっくり返されるフットサルの怖さを経験しました。

残り2分間のこたはあまり思い出したくありませんが、結果だけ見ればただ、愛媛大学が負けただけ。それでもそれ以上のことを全員が持ち帰って来れた大会だと思います。僕たちの感じていた「勝利まであと一歩」というのはまだまだ遠いところにあると感じました。長期休暇の過ごし方や普段の練習の熱量、試合前のアップゾーンでの雰囲気など総じてフットサルに取り組む姿勢は強豪大学に見習うべきところがまだまだあると思います。


近年の愛媛大学として念願だった選手権全国大会に出場できたことは大きな進歩だと思います。しかし、全国での結果は初戦敗退。勝てるチームになるためにはもっと工夫と努力が必要です。

負けはしましたが、順天堂大学との試合は守ってばかりではいたけど非常に楽しかったし、大会を通しても見ていて面白い試合しかなかったです。個人的には自分よりもはるかに上手い選手たちがが自分よりも情熱を持ってフットサルに打ち込んでいることを肌で感じ、素直にすごいなと感じたし、改めてもっとフットサルに向き合おうと思えました。本当に全国の舞台に行けてよかったし、自分自身も成長あるのみです。
今のチームはもちろん、全国大会を目指し戦ってきた先輩たちのおかげで貴重な経験を積むことができました。絶対に来年もこの舞台に帰ってきたいと思ったし、そのためにはここから一年間さらに成長する必要があります。チームとしてはこの大会を機に引退する選手もいて、一つの区切りとなりますが、今大会が今後の愛大を強くしてくれるはずです。キャプテンとしてまたチームを全国大会に導けるよう、そして全国の舞台で結果を残せるようにまた1から頑張っていきます。


最後になりましたが、本当にたくさんの応援ありがとうございました。現地に足を運んでくださった方々、インスタライブを通じ応援してくれた方々、差し入れ、メッセージなど非常に励みになりました。
全国で勝てるチームになるには越えるべき壁がいくつもありますが愛媛大学フットサル部全員で頑張っていきます。今後も応援よろしくお願いします。
               森田慎平

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