見出し画像

✅現役社長の退職金の話

愛媛太郎さんは年齢40歳で従業員30名の建設業の社長です。
現役バリバリで社長も仕事をしていて売上も2億円あり売上が右上がりの会社です。

愛媛太郎さんは3歳の息子がいて65歳には息子に代を譲りたいと思っています。現役を引退したときには役員退職金のことを考えてないことに気づきました。

✅内部留保で5000万円貯めるとなると7500万円必要

40歳から65歳まで25年あります。同じ生活水準を考えると5000万円が必要になるかなと・・・
これを会社の内部留保で用意するとなると税金のことを考えると7500万円の税引き前利益が必要になることが分かりました。

これを25年で貯めるとなると毎年300万円も必要になります。
今は売上は右肩が上がりで貯めることができるけど将来はどうなるか分からない・・・
こんなの貯められるかどうか不安だ・・・

何かいい方法はないだろうか?

✅私がおススメする退職金を作る方法

私がおススメするのが何度もお話をしている企業型確定拠出年金(以下「企業型DC」)があります。

企業型確定拠出年金は国が作った退職金制度のことです。
5000万円の退職金があれば、毎月ゴルフに出かけたり年に数回は海外旅行に出かけることもできます。

企業型DCは全額損金で毎月最大55,000円積み立てることができます。
25年だと1650万円積立することができます。

あれ?これだと5000万円まで3850万円足りないです。

企業型DCは積み立てた額を資産運用していきます。

内部留保では7500万円必要であるのに対して企業型DCの場合は資産運用することにより1650万円でいいことになります。差額では5850万円になります。

まとめると企業型DCを利用すると会社の経費を使って社長個人の資産形成ができます。
掛金はすべて損金扱いになるのでその分利益を減らすことができるため法人税対策にもなります。

✅不況になった場合には払えない場合

今は利益が出ているけど、新型コロナウィルスなどの外的要因や不況により売り上げが減少することもあります。
そうなると55,000円の掛金が重荷になってしまうと思ってしまいます。

しかしご安心ください。

掛金は3000円から55000円まで変更することができます。
これは年に1度だけ変更することができます。

そのため不況の場合には掛金を3000円まで引き下げることも可能です。

✅最悪倒産した場合にはどうなる?

売上がどんどん下がってしまい最悪倒産することもあります。この場合にはどうなるのか

この企業型DCの掛金は差し押さえ資産になりません。

そのため倒産した場合には資産を持っていた場合には借金返済に充てられてしまいますが、今まで積み立てていた掛金は守らえれます。

社長は多くのリスクを背負いながら会社経営をしています。最悪倒産した場合には備えておかないと何の保証もありません。

企業型DCは差し押さえ資産にならないので個人資産を守ることができる最後の砦のようなものになると思います。

✅役員退職金を5000万円もらえる方法のまとめ

企業型DCを利用することにより

・資産運用することにより内部留保よりも少ない金額で役員退職金を作ることができる。
・積立金は年に1度変更することができる
・倒産した場合でも積み立てた企業型DCの掛金は守られる

このように企業型DCをうまく活用すれば役員退職金をたくさんもらうことが可能です。
複利の力を使ってどんどん資産を増やしていくので早めに積立をすればするほど資産も増えていきます。

✅お問い合わせについて

企業型確定拠出年金は本当にいい制度です。
でもまだ知られていません。
詳しい話を聞きたい場合はお気軽にお問い合わせください。






よろしければサポートお願いします。会社に役立つ情報を書いていきます。