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振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない。

前回の投稿の後、しばらく間が空いてしまいました。
J3降格の悔しさ、明治安田生命Jリーグウォーキングアプリでの優勝の嬉しさ、綴れば文字が湧き出るはずの出来事の中で、ただそれに向かう時間も惜しみ必死に営業活動に勤しむ日々を過ごしました。
クラブが無くならないように、闘い続けられる体制を継続できるように…いつもの年以上に重圧と覚悟を持って臨んだシーズンオフ、僕自身がここまで来れたのは、変わらず、あるいは例年よりも熱く応援いただけるファン・サポーター、スポンサーの皆さまと、各々が必死に頑張り、刺激と励ましと安心をくれたチーム・フロントスタッフの仲間のおかげです。
2022年最初の投稿、やっぱり最高だと改めて感じた愛媛FCファミリーへの感謝からスタートさせてください。

明治安田生命Jリーグウォーキングアプリで日本一に

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振り向くな、と題しながら、ここだけは記したく。
2020年に始まった明治安田生命Jリーグウォーキングアプリでは、Jリーグ全クラブが参加し、健康増進を図る中で競い合う取り組みです。
2021年後期バトルで、愛媛FCは57クラブの頂点に立ち、日本一に輝きました。

五七五での達成報告など企画を楽しみ工夫し盛り上げてくれるサポーターがいる。
社内に呼びかけ仲間を増やし、また自社のマッチスポンサーデーにウォーキング促進を図る掲示を出してくれるスポンサーがいる。
SNSで檄を飛ばしたり、自らアプリに参加し達成報告をくれる選手やスタッフがいる。
前期41位から優勝まで突き抜けたことは、愛媛FCに関わる皆さまの熱量やパワーがどれほど大きなものであるかを示していると、心から誇りに思います。


『#タムラ部長と日本一』のタグ、ものすごく嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
2022シーズン、連覇しましょう!

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そしてこの順位表は、いつかきっと、J1の舞台で再現したいです!

2022シーズン、またアツい日々の中へ

まもなく愛媛FC入社10年目になりますが、過去になく多くの方々とお話したシーズンオフになりました。
前野選手や森谷選手、藤本選手、岡本選手ら愛媛FC選手たち。小林有吾先生やカエルの一平くん、また、サポーターの方々からも個別にご連絡いただきお会いさせてもいただきました。
たくさんの方が愛媛FCを想い、意見交換や提言、気持ちをぶつけ合ってくれた時間を、これから始まる熱戦の中でクラブの力となるよう昇華していきたいです。

いつになく多くの方がクラブを離れたシーズンオフにもなりました。
フロントスタッフにも、長く勤められた方が新たなキャリアを歩まれる決断をされました。
一方で、初めて面接官として関わった採用活動を通じ、この春から共に歩み始める新しい仲間が加わります。
カテゴリーが変わる悔しさ、だけどそこで優勝を目指すワクワク、新体制のチームがどんな陣容で戦うのか予想し語り合う喜び…
出会いや別れ、喜怒哀楽、人生の全てが詰まったようなサッカークラブ。
歌人・劇作家であった寺山修司さんの名言になぞらえさせていただくと、
愛媛FCが人生の比喩ではない、人生が愛媛FCの比喩なのだ
とさえ感じる”マイ・クラブ”。

漫画家の小林有吾先生がブログで、『良いときだけ支えてもサポーターとは言えないかもしれないと。苦しいからこそ踏みとどまる人間がいて、繋いでいかないといけないと思いました』と綴ってくださいましたが、僕たちスタッフも同じ想いです。


タイトル同様、今一度寺山修司さんのお言葉を借りて。
振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない。

夢追うアツい1年がまた始まります。
トップ画像に載せた集合写真、頼もしい選手たちが揃いました。
スタジアムで皆さまとお会いすることを楽しみに、開幕まであと1ヶ月半、ただ前を向いて力を尽くていきます。
2月に入ってしまっていますが、改めて。
皆さま、2022シーズンもよろしくお願いいたします。
J3優勝しましょう!!

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★サポーターさんが描いてくださいました。
ありがとうございました!

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