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#105 行政書士試験に合格するために 【言葉の読み替え編】

今回は、行政書士試験・行政手続法の
言葉の読み替えについて書いてみました。


言葉の読み替えについて…


審査基準を定めること
審査基準の設定

公にしておくこと
公表

申請がその事務所に到達してから当該申請に
対する処分をするまでに通常要すべき
標準的な期間を定めること
標準処理期間の設定


一旦、簿記の勉強は横に置いているのですが
簿記の仕訳において勘定科目が何に
なるのかはとても重要な要素になります。

勘定科目は読み替えの連続です。

簿記の資格を有している人からすると、
読み換えは「慣れ」だそうです。

勘定科目をただ覚えること自体には
意味がなく、問題を解いているうちに
自然と読み替えできるようになるとのこと。

FP2級に合格するよりも日商簿記3級に
合格することの方が難しいと思っている
自分からすると、羨ましいなと
思うばかりの考え方です。


やっぱり暗記…

「標準処理期間の設定」だと9文字、
「申請がその事務所に到達してから
当該申請に対する処分をするまでに
通常要すべき標準的な期間を定めること」
だと49文字です。

行政書士試験の試験官は、文字数を多く
するなどして、問題をいかに難しそうに
見せるかに注力しています。

逆に言えば、読み替えさえできれば、
問題の難易度はグッと下がることに
なります。

独学、通学のどちらの方でも、好きな
問題集が各々あると思うのですが、
模試などで「いつもの問題」とは違う
問われ方をしたときに、対応することが
できるのかどうかが、結局は本試験で
点数を取れるかに繋がると思います。

多くの模試を解き、慣れていくのも良いと
思いますが、基本は、条文の暗記に
なるのかと思います。


まとめ

「標準処理期間」で言えば、49文字の
暗記になるのですが、一言一句違わずに
暗記することにあまり意味はないので
(タイパも良くない)、問われるポイントを
押さえて暗記していく作業になります。

ここでは「いつからいつまで」というのが
ポイントになります。

事務所に到達してから、
処分をするまで」

到達主義と言われている所です。

流れとしては、
「申請→到達→受理」
という流れになるのですが、受理されて
いなくても、到達さえされていれば
申請されたことになります。

受理される必要があるのか、
ないのかが問われるポイントになるので、
そのあたりのことを理解しているのか
どうかが問われる形です。


問題になりそうな所のポイントを押さえる
慣れる
暗記する
これらを1つの条文に対してアプローチ
していく必要があるのかなと思います。


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