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#02 FP2級(試験日9/8)について

今回は、令和6年9月8日に実施される
FP2級試験(2級FP技能検定試験)に
ついて書いてみたいと思います。


FP2級のCBT化は来年から…

9月8日試験の受験申請期間は
7月23日までとなっています。

FP3級試験の場合、既にCBT試験が実施
されているため、通年での受験が可能と
なっていますが、FP2級試験でのCBT試験の
導入は令和7年4月1日からとなっています。

そのため、この機会を逃すと次回試験は、
令和7年1月26日までありませんので
注意が必要です。


まずは3級合格が必要…

受験資格にも注意が必要です。

FP3級試験の場合、受験資格はないため、
誰でも受験することができますが、FP2級
試験の場合、下記のようになっています。

下記1)~3)のいずれかに該当する者
1)日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者(修了証明書の保持者)
2)3級FP技能検定の合格者、金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者
3)FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者

日本FP協会

1)のAFP認定研修を修了した者になる
ためには、大手予備校の通信講座を
受ける必要があります。

費用は10万円くらいのものも
見受けられます・・・。

金額が高い低いは、人それぞれだと
思いますが、短期間で合格することを
最優先にするのであれば、利用する
のはアリだと思います・・・。


2)の3級FP技能検定の合格者、これが
いわゆる一般的な流れになるかと
思います。

FP2級を受けるためには、まずは
FP3級試験に合格しなければならない

ということです。

金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の
合格者や、3)のFP業務に関し2年以上の
実務経験を有する者については
考慮する必要はないと思います。


6割以上…

出題形式は学科はマークシート、
実技は記述となっています。

記述と言っても、行政書士試験のように
40字の文章を書くようなものではなく、
「3389160(円)」のように計算した数字を
書くだけです。

合格基準は学科が60%以上、
実技も60%以上、ともに正解すれば
FP2級試験合格となります。


まとめ

直近の令和6年5月の
FP2級試験の合格率は、
学科:59.29%
実技:54.87%
という結果でした。

なぜかよく比較される、
簿記3級試験(令和6年6月実施)の
合格率は40.7%だったようです。

あまり、他資格と比較しても意味がないなと
思うのですが、まずは何か資格が欲しい、
何か勉強したいと思い立ち、意欲があるので
あれば、『まず行動してみる』というのは
とても良いことだと思います。

簿記3級を取るのか、FP3級・2級を
取るのか、あるいは、一気に宅建を
取りに行くのか・・・

今現在の仕事に合わせた資格、
教養のためだけの資格、
何でも構わないと思います。

資格を取るということに対して、前向きに
応援する発言をする人(会社)、後ろ向きな
発言をする人(会社)が見えてくるようにも
なります。

今まで見えてこなかったものが、見える
ようになるのは、とても有意義です。

源泉徴収で自動的に引かれ続けている
社会保険料が気になったり、雇用保険に
ちゃんと会社が加入してくれているのか
気になったり、生命保険の見直しを本気で
考えるようになったりと、自分の行動も
目に見えて変わってきます。


FP3級試験は通年で受験可能です。

FP3級試験の合格率(令和6年1月試験)は、
学科:83.14%
実技:86.56%
という結果でした。

まずは合格率の高いFP3級試験を
受けてみるところから始めてみるのも
いいかもしれません。









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