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#177 行政書士資格取得後 【ビザ(査証)/就労ビザ】編

ビザ(査証)と在留資格の区別はとても大切です。

なんとなく、「ビザ」や「就労ビザ」という
言葉は聞いた事があるかもしれませんが、
これらは違うものになります。


1.「ビザ(査証)」と「在留資格」の違い

【ビザ(査証)】
日本に上陸の申請をするために必要なもの

【在留資格】
外国人に日本での滞在や就労を許可するもの


2.「外国人雇用のためのビザ(査証)取得・在留許可申請の流れ」

①出入国在留管理局へ
「在留資格認定証明書」の交付申請

②「在留資格認定証明書」が交付

③在外日本大使館・領事館で
「ビザ(査証)」の発給申請・取得

④海外からの来日・上陸審査・
 在留資格の付与

⑤在留資格に基づいた日本での雇用・
 就労がスタート


3.「在留外国人数」は前年度比10.9%増


令和5年末の在留外国人数は、341万992人と
なっていて、過去最高を更新しています。
(出入国在留管理庁)

内訳としては、
中長期在留者数:312万9,774人
特別永住者数:28万1,218人
となっています。

国籍・地域別の人数は以下の通りです。

(1)中国821,838人
(2)ベトナム565,026人
(3)韓国410,156人
(4)フィリピン322,046人
(5)ブラジル211,840人
(6)ネパール176,336人
(7)インドネシア149,101人
(8)ミャンマー86,546人
(9)台湾64,663人
(10)米国63,408人

出入国在留管理庁/報道発表資料/国籍・地域別

1位の中国は前年度に比べて60,275人増え、
2位のベトナムも75,714人増えています。

全体で見ても前年度比10.9%となっており、
今後もこの傾向は続くものとみられます。

行政書士は手続きを代行し、ビザや
在留資格の取得をサポートすることが
できます。

少しでもお手伝いできるように、
日々努力を重ねていきたいと思います。。

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