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和歌山(下津きょうだいみかん山)訪問レポ【後編(3日目)】

R5年7月29日(土)~31日(月)に、「えひめ農業遺産でなんかしようや!の会」(以下、なんしょや会)のメンバーで、和歌山のみかん山を訪ねてきました。その様子を【前編(1日目)】【中編(2日目)】【後編(3日目)】の3つに分けてレポートする中の、今回は最終日、【後編(3日目)】です!


最終日の朝

お世話になった「悟の家」で最後の朝ご飯(鯖ご飯等)を食べ、京大農薬ゼミ生達が山に作業に出るのを見送り、いざ、愛媛へ。

最後の朝ご飯、いただきます。
ちなみに布団は、竹に吊るして天日干し。
ちなみにピーク時の玄関。(笑)1人が長靴・靴・サンダルの3足を持っているため、それが人数分となると玄関が靴で溢れます。雑多なこの空間から、フィールドと向き合うエネルギーを感じます。(笑)
お掃除してスッキリ。

寄り道ぐるぐる

愛媛に帰るその前に、寄り道を。

まず、地元の産直市場、「とれたて広場」。7月末のこの時期は桃がズラリと並んでいましたが、柑橘関連のお土産にもついつい目がいきます。

次に、「海南市役所」で、農業遺産関連のパンフレットをゲット。

そして次は、有田(ありだ)市役所の“有田みかん課”に。

突撃訪問にも関わらず、丁寧にお話してくださった職員さんによると、有田みかんは、「個選」が多いことで有名だそうです。みかんの選別までは個々の農家が行い(=生産者の名前が最後まで残る)、出荷の部分だけを共同で行う「新堂みかん出荷組合」の仕組みは、面白いなと思いました。

最後に、和歌山〆の一杯、「和歌山ラーメン」を食べて和歌山を抜けました。

@麺dining月乃家
車の窓から見えた、みかんの模様のある橋

夕方頃に愛媛に到着し、長いようであっという間の2泊3日の和歌山訪問が終了しました。

2泊3日を通して


 2泊3日、内容てんこ盛りのスケジュールで動いたものの、なぜか身も心も元気になって愛媛に帰ってきたのは、筆者だけでしょうか。
 愛媛のみかん山・みかん栽培との相違点を知ったり、下津のみかん山で生き生き暮らす園主の大柿さんのお考えに感銘を受けたり、農薬ゼミ生達の活動の様子にエネルギーをいただいたり、何よりも、“柑橘”を通じてこうしてわくわくできる仲間と繋がれたことが、嬉しく思います。
 今回こうして深まった絆が、今後もゆるく長くじわじわと広がり、続き、お互いの産地を学び合う・応援し合う関係になれたらいいなと思います。

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