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愛媛の女性が活動の幅を広げるステージをみんなで作りたい!#愛媛デジラボ メンバー③ 愛媛デジ女プロジェクトさんの場合【前編】

こんにちは!DX推進リーダーを育てるコミュニティ EHIME DIGITAL TRAINIG LAB 編集部(#愛媛デジラボ)の多葉田 愛です。

今回は、メンバーインタビュー企画第3弾!愛媛デジラボで広報を担当する「愛媛デジ女プロジェクト」の代表・副代表を務めている飯野めぐみさんと石山 愛(ちか)さんに、愛媛デジラボの活動における広報の取り組みや想いについて2記事にわたって伺います。

前編では、飯野さんと石山さんがなぜ愛媛デジ女プロジェクトを立ち上げることにしたのか?愛媛デジラボではどのようなことを考えて活動しているのか?聞いてみました。

「EHIME DIGITAL TRAINIG LAB」と「愛媛デジ女プロジェクト」については、以下のサイトをご覧ください!

▼EHIME DIGITAL TRAINIG LAB
https://www.pref.ehime.jp/h12110/documents/leaderkensyubosyuyoukou.pdf

▼愛媛デジ女プロジェクト
https://ehimedejijyo.colon-startwork.com/

愛媛デジ女プロジェクト代表 / 飯野めぐみさん
関西学院大学商学部卒業後、将来手に職を付け在宅ワークをしたいという思いから紙媒体制作のデザイナーとして就職し企画から制作提案まで請け負えるようになる。結婚後は色彩カウンセリングの奥深さに学びを重ね、グループワーク主催や講師業などを通じて、自分で人生を選択できる女性を増やしたく活動している。セラピスト歴8年。現在は6歳と9歳の男児を育てながらデジタル面とメンタル面の両面から自分らしく人生を送るための目標の実現をサポートしている。愛媛県松山市在住。

愛媛デジ女プロジェクト副代表 / 石山 愛(ちか)さん
愛媛県の田舎に住み、松山市内にある企業の情報発信を在宅で行っている。 企業サイト更新(WordPress使用)とSNS等発信で『今のお客さまをもっとファンに』『未来のお客さまもファンに』を目指すコミュニケーションを展開している。1児の母・シングルマザー。

時間に制約が多くても自由なライフスタイルを送れる!「自分らしく働けるスキルを身につける」愛媛デジ女プロジェクトとは

- 本日はよろしくお願いします!さっそくですが、愛媛デジ女プロジェクトとはどのような取り組みか教えていただきたいです。

飯野さん:愛媛デジ女プロジェクト(デジ女)は、デジタル社会の中で女性が自分に合った働き方を目指すコミュニティです。デジタルスキルを持つ女性たちと自治体・企業団体とのマッチングも行っていて、愛媛県の女性の自立と地域経済を活性化することを目的としています。

具体的な活動としては、子育てなどで時間的制約の多い女性でも自分らしく働けるように、未経験でも「手に職」を付けてチャレンジしてみたい方、在宅でお仕事をしたい方に向けて、2022年1月よりオンライン・オフラインどちらも利用した教育の場「デジトレ」を開催しています。デジタルが苦手という方も安心してトライできるeラーニングで勉強しながら、仲間と励まし合ってスキルアップすることが目標です。

石山さん:他にも、愛媛の女性が経済的な自立を目指し、実現できるような様々なイベントを企画・主催しています。元々は自由なライフスタイルを広めるためのスキルアップをサポートする活動を行っていたのですが、現在はそれを「コミュニティ」の形に拡大しています。愛媛の女性たちが、身につけた知識を実社会でアウトプットして、例えばDXに必要な人材として活躍できるチャンスが生まれるよう、自治体や企業との連携にも力を入れています。

-なるほど!「愛媛のDX人材育成」という共通点で愛媛デジラボと繋がったのですね。

石山さん:そうですね!愛媛デジラボには2022年8月頃から広報として参加していて、これからのDX推進を担う有志メンバーと一緒に愛媛デジラボの活動を発信できることを嬉しく思っています。

柔軟な働き方を広めて、世界中で活躍する人材を愛媛から増やしていきたい【代表・飯野めぐみ】

-飯野さんは、デジ女の代表を務めているんですよね。愛媛デジラボの広報としては、どのようなことをされているのですか?

飯野さん:2021年末にデジ女を立ち上げてからは団体としての活動を中心に、色彩カウンセラーやデザイナーとしてもお仕事をしています。愛媛デジラボでは主に、広報としてできることを日々考えて企画に起こす部分を担当しています。

- 幅広いジャンルでキャリアを積み重ねていますね...! どうしてデジ女を立ち上げることにしたのでしょうか?

飯野さん:私は大学の頃から「将来は手に職を付けて在宅ワークがしたい」と考えていて、印刷会社のデザイン部門に紙媒体制作のデザイナーとして就職。出産後は色彩カウンセラーとなって、子育て中の母親が自分を見つめたり生き方や働き方について考えたりする会を開催してきました。

コロナ禍でオンラインを活用した在宅ワークに。活動を通して多くの女性達の働き方に関するお悩みの声を聞き、働きたくても就労形態が合わず働けない方、社会に参加したくても長年のブランクがあり一歩踏み出すきっかけを見失っている方々がいることがわかりました。彼女たちに、在宅ワークという働き方を知ってもらい働き方の選択肢に加えてもらいたいと考えるようになりました。

しかし、ここで気づいたのは在宅ワークの浸透の問題です。私には二人の子供がいるのですが、同じママ世代を見ているとオンライン会議などを駆使した在宅ワークは、コロナウイルスの影響によって“世の中的には”スムーズに浸透していったものの、子育てをしているママ世代にはあまり普及していないことに気づきました。

在宅ワークが身近になった今なら、子育てをしていても社会で活躍するステージは用意されているはず。しかし、PCスキルや仕事を獲得するスキルを持っていないことが原因でそれが叶わないという状況を、地方の課題として感じました。

「柔軟な働き方を広めたい。そうすれば、もっとしあわせに働く・生きるを叶える人が増えるのでは」そう考えて、デジ女を立ち上げることにしました。デジタルを活用すれば、時間の問題も距離の問題も解決することができると私は信じています。

例えば通勤時間がなくなって、その時間でオンラインでのやり取りをして今まで出会えなかった人と出会えたら、人生が変わる人もいるかもしれません。パソコン1つで世界と繋がるデジタルスキルを身につけ、世界中で活躍する人を愛媛で増やしていきたいです。

「一緒に学んでいく」姿勢を大切に。スキルを活かして、コミュニティ内のつながりを作る【副代表・石山 愛(ちか)】

- 石山さんは、デジ女ではどのようなことをされているのですか?

石山さん:飯野さんとともにデジ女を立ち上げ、副代表として活動しています。愛媛デジラボで主に行っているのは、note記事の執筆ですね。日々広報としてコミュニティに対してどんなことができるのかを考えています!

- 何をきっかけに飯野さんとデジ女を立ち上げることになったのですか?

石山さん:私は、ちょうど新型コロナウイルスが流行したのと同じ頃に起業し、愛媛の不動産会社のSNS運用を受注できました。同時にグループ企業内でSEO記事のライティングにもパートタイムで携わるようになりましたが、コロナが蔓延していた時期と重なっていたので在宅ワークで業務を開始しました。完全在宅であること、起業とパートタイムのハイブリッドでフレキシブルな働き方だったことから飯野さんに声をかけてもらいました。愛媛デジラボでもその経験を活かしたいと考えています。

愛媛デジラボでも「こんな情報を伝えたいな」「コミュニティの中にこんなコミュニケーションが生まれたら嬉しいな」と思いながら、発信のお手伝いをしています。

皆さんと一緒に学んでいきたいと思っていますし、コミュニティの中のつながり・外部の方とのつながりを広報として作っていきたいと考えています。そのためにも、私たち自身のことをまだまだ皆さんに知ってもらって仲良くなっていきたいですね!

愛媛の女性が活動の幅を広げるステージをみんなで作っていきたい。愛媛デジ女プロジェクトのこれから

- 飯野さんと石山さんが、これからデジ女としてチャレンジしたいと考えていることはありますか?

石山さん:私たちの役割は、連携させていただく自治体・企業さんのDXが進むような活動をすることだと考えています。DXが進み、新たな良いアイデアを生む時間と心の余裕ができるのは個人・企業を問わず必要だと思うので、そのお手伝いがしたいですね。

飯野さん:女性の働き方から愛媛を良くしていくことが私たちの活動のベースです。都会に比べると地方は時代に取り残されがちで、特に女性・子供は自分達から情報を掴んだりスキルアップをすることが難しくなっています。

私たちがこれまで経験してきたフレキシブルな働き方を女性の活躍につながるスタイルとして、必要とする方に提案することも可能です。一人だとくじけてしまうこともあると思うので、仲間と一緒に自身の活動の幅を広げていく環境を作っているところです。

地元で出会った仲間たちと、安心できるコミュニティの中でお互いの良さを見つけ合いながら自分に合うスキルアップをしていくことで、自分らしい働き方を多くの方が実現できるといいなと思っています。スキルアップして開花した女性たちが得意なことを持ち寄り、大きなプロジェクトも動かせるほどのチームが愛媛から生まれると確信しています。

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前編はここまで。次回は愛媛デジ女プロジェクトの「広報」としての役割やこれから取り組んでいきたいことを伺います!更新をお楽しみに!

EHIME DIGITAL TRAINING LAB
愛媛県が運営する、官民共創型DX推進リーダーを育成するコミュニティ「EHIME DIGITAL TRANING LAB」(#愛媛デジラボ)。約8ヶ月にわたってラボの運営スタッフや講師の伴走支援のもと、DX推進リーダーに必要な「知識」「実践力」そして「デジタルツールの活用力」を習得していく実践型のスクールコミュニティです。 「みんなでDX」を合言葉に日々の様子を有志のラボメンバーで発信しています!

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