e発明塾通信 vol.743(2020年6月25日号)「スジのよい企画」のイメージを先に持つ~「効率が良い」情報探索のコツ
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・・・ e発明塾通信 vol.743(2020年6月25日号)
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おはようございます、「発明塾」塾長の楠浦です。
本日は、発明塾、および、企業内発明塾で、よくお話ししていることを
一つ取りあげ紹介いたします。
最近、企業内発明塾に関するお問い合わせの中で、
「具体的に、どういう指導/支援がされているのか、聴きたい」
というご意見が、よくあります。
以下、明日開催のセミナーでは、
「実際の指導の様子」
について、膨大な過去資料を交え、細部まで紹介します。
★(6月26日:オンライン併催)「発明塾」事例紹介 セミナー
「発明塾」では、こうして発明が生まれている
~エッジ情報探索から発明提案書作成までのプロセスを実事例で紹介!
https://www.techno-producer.com/seminar_schedule/200626
例えば、
「エッジ情報が見つからない」
という方には、
「今探しておられる方向性だと、例えば、こういうのがありますね」
と、実際に、楠浦がエッジ情報と考えるものを示しつつ、そこに
至る過程を、一つひとつ説明し
「探し方(方法論)」
「探すために必要な知識(特許制度の知識、特許検索のテクニックなど)」
を紹介します。また
「見つからない、という方が陥っている可能性が高い罠」
についても、状況により、お話しすることがあります。
今回ご紹介するのは、エッジ情報探しが上手くいかない理由の一つに、
「ご自身が考える、良い事業、の基準」
が明確でない、ことがありそうな方へ、私がよくお話しする内容の一部です。
==以下、抜粋引用
良い企画が何かわからずに、エッジ情報は探せない気がします。
エッジ情報が探せないと言っておられる方には、その後の企画の成功イメージがない方もおられます。
しかし、料理のイメージを持たずに、食材を買い付けに行くシェフはいません。
「貴重な時間(新規事業は、本丸まで、10年かかります)を費やしてまで、どうしてもやりたいこと」
を見つけるのが、発明塾の目指すところです。
まずは、現時点で、ご自身なりに
「実現したい新規事業の、10年後のあるべき姿」
のイメージを持たれることが、先決かもしれません。
私のアドバイスは
「私が今、XXさんの立場として、新規事業を立ち上げるなら、どこから入ってどうするか」
(当面2ー3年の成功と、10‐20年後のあるべき姿について、イメージが明確にある)
という前提のアドバイスですので、参考になるようで参考にはなりません。
私は皆さんとは異なる個人ですから、価値観や人生観、人類や地球の未来を
どうしたいかという意思が異なりますので、当然です。
周囲が提供する情報は、皆さんが「向かいたい方向」が決まっていて初めて意味があるものです。
(それが無ければ、振り回されるだけなので、一旦無視するべきです)
情報探しの前に、そもそも、自身は、今の会社の「器」をつかって、
世の中にどういう形で「価値提供」を行いたいのか、それが持続的であるために、どういう「ビジネス」に仕上げられるのか、自分自身の「内なる声」と、徹底的に向き合ってください。
ビジネスとして拡大しない取り組みは、世の中に大きな影響を及ぼし難くなります。
新規事業は、
「目的ではなく、手段」
です。
==抜粋引用、以上
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