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【今年こそは留学したい人へ】社会人留学の選択肢ざっくりまとめ【2023年1月時点】

なんだかんだでドタバタしており時間があいてしまいましたが、2回目となる今回は、社会人留学における主な選択肢について共有したいと思います。
実は社会人になってから毎年の「やりたいことリスト」に留学に行きたい!暖かい国に住みたい!が入っていたのですが、当時の私は大学院かワーホリしか知らず、どちらも自分の現状を踏まえるとしっくりこず、深く調べずに諦めてしまっていたんですよね。。
ただ、30歳を目前に控え、改めて情報収集しまくった結果、あらゆる選択肢があって、びっくり!
コロナ禍×社会人留学ということもあり、まとまった情報が無く情報収集が大変だったので、知る限りの情報をまとめて書き残しておこうと思います。

1、留学先の選択軸について

1回目のnoteで記載の通り、私の留学動機は「暖かい気候で生活すること」「語学力を上げること」、でした。

加えて、新卒入社してから1つの企業で6年間働いていたため視野が狭まっているとも感じており、次のキャリアに進む前に一度働くことから離れて、自分のやってきたことを体系的に学び直したり、ビジネスの全体像を改めてちゃんと理解しながら、次のキャリアについてじっくり考えたいとも思っていました。

また、検討時点で29歳、近い将来結婚や出産も考えていたので、1年以内に実現できること(語学力・金銭面など)も条件でした。

まとめると、私の選択軸は主に以下の4つになります。
①暖かい気候かどうか
②語学力を今までより一段上げれる環境か
③自分のキャリアに関連したカリキュラムか
④現実の語学力や金銭面を鑑みて、1年以内に実現可能か


2、社会人留学ってどんな選択肢があるの?

それでは実際にどんな選択肢があるのか、自分が選んだものをメインにご紹介したいと思います。
あくまでも自分の条件に照らした際の主観かつ、留学検討の入り口としてざっくりどんな選択肢が存在するのかをまとめることが目的なので、その点ご理解いただければと思います。
興味を持った選択肢については留学サイト等で詳細の情報が沢山出ていると思いますので、ぜひご自身で検索してみてください!

(1)語学学校

一言に語学学校といっても短期・長期、ネイティブ圏から非ネイティブ圏まで非常に沢山あると思いますが、大きな特徴としては「英語で英語を学ぶこと」かと思います。また、入学する際の足切りを特に設けてないことが多く、必要書類なども少なく、毎週入学受け入れを行なっている学校も多いので、基本的に誰でもいつでも気軽に入学できるもの特徴の一つです。
コースのバリエーションも豊富で、IELTSなど試験対策コースもあれば、ゴルフ留学やリゾート留学などアクティビティがメインのコースもあります。
多くの学校では初日にプレイスメントテストがあってテスト結果でクラスのレベルが分けられるため、同じレベルの仲間と一緒に英語を学ぶこととなります。


(2)ビジネス修了証コース

結論から言うと、今回はこの選択肢をメインに選び、その準備という形で語学学校に数ヶ月通いました。他の選択肢に比べるとマイナーで、私もあの手この手で調べまくってやっと辿り着いた形です。
コースの概要としては、大学のエクステンションという主に留学生&現地の社会人向けに学びを提供している機関で、9ヶ月ビジネスについて学び、希望する人はコース修了後、OPTを活用して1年間学生ビザのままで有給インターンを行うことができる、というものです。

特徴としては、語学学校と違い、英語で英語を学ぶのではなく、英語でビジネスを学ぶため、授業についていけるレベルの英語ができることが前提になり、その他にも大学のGPA、志望動機、レジュメなどの提出が求められるため、語学学校に比べると一気にハードルが上がる形です。
そしてこれは学校やタイミングによるので一概には言えませんが、私のタイミングではクラスメイトもアジア系がメインだった語学学校に比べ、南米・アフリカ・アジア・ヨーロッパと国籍が多様で今後クラスによっては現地の社会人と一緒に学ぶものもあるようです。また年齢層は20前後〜20代後半と比較的若めなものの、ビジネス経験があるメンバーが大半で、起業や現地就職を目指してこのコースを受講しているメンバーが多く、学ぶことやビジネスに対するモチベーションが比較的高いのも特徴といえます。

ビジネス留学ということで、ではMBAとの違いは?というところですが、位置付けとしてはMBAの入門編かなと捉えています。確か昔は実際にPre-MBAというようなコース名だったような(間違ってたらごめんなさい)。
専門レベル以外の主な違いは、①期間 ②求められる語学力 ③費用あたり。
まず①期間について、ビジネスコースは9ヶ月に対し、MBAは基本的に2年間の学校が多いと思います。(イギリスなど一部の学校では1年で取得できるところもあるかも?)次に②語学力について、ビジネスコースは基本的に留学生メインに開講しているのに対し、MBAはネイティブも含めて出願も受講も行うこととなるため、求められるレベルが更に一段上がると思います。IELTSを例にとると、ビジネスコースが6.5に対しMBAは7か7.5位のところが多いかと(もちろん学校やタイミングによります)。そして③費用について、単純にMBAは期間がビジネスの倍ということもあり、学費だけでも倍以上、生活費等も含めるとかなりの額の費用が必要になると思います。ただ、留意したいのがMBAは正式な大学院なので基準をクリアすれば奨学金を活用できるということと、やはり得られるものもビジネスコースに比べると(恐らく)多いということです。学ぶ内容の専門性の高さ・同級生や卒業生の規模とネットワークなどについてはやはり全然違うなぁという印象で、特にアメリカ就活ではコネクションが重要と聞くため、これは大きな差になり得るかなと思います。
私の場合は、勉強を始めた時の語学力(TOEIC750点位)・資金面・ライフプランを踏まえた際の期間を踏まえ、MBAにチャレンジするとしたら実現がかなり先になってしまいそうだったことと、がっつり専門的に学びたいというよりは英語を使ってビジネスを学び直し、できれば現地でインターンなど就業経験を積んでキャリアに活かしたいという目的だったので、最終的にビジネスコースにしましたが、自分の現状や目的に照らして熟考する必要があるかと思います。


(3)Coop留学

ここまでが長くなってしまったので、他の選択肢については手短にご紹介まで。
ビジネスコースに比較的近いもので最近よく聞くのがカナダでのCoop留学です。特徴としては専門領域(デジタルマーケなど)を学ぶためにカレッジに在学しながら現地で有給インターンとして就業するというものです。これも「英語で専門領域を学ぶ&就業経験を積む」ため、語学学校よりも恐らく高い語学レベルが求められるかと思います。(2)のビジネスコースとの違いについては、学費が比較的低コスト(大体1/3位)で済み、またアメリカでは学生ビザでは大学内での就業のみが認められているのに対しカナダでは在学中に働くことが可能なため、その点でも費用面においてチャレンジしやすいかと思います。
私は暖かい気候が第一条件だったので選択肢から外しましたが、現在社会人で語学留学だけでなく専門スキルを習得して英語を使った就業経験を積みたい!という方にぴったりな選択肢かもしれません。ネット上に詳細の情報や体験談など沢山載っているので、興味を持った方はぜひそちらをご覧ください。


(4)ワーキングホリデー

オーストラリア・ニュージーランド・カナダをはじめとした国々で提供されている通称ワーホリ。特徴としては、なんといっても年齢制限があることと、ホリデーとついていることもあり、「休暇を楽しみながら働く」というコンセプトがポイントになるかと思います。最近では提供する国も増えて国によって規定や得られる経験も異なるようです。私の場合は今までの経歴を踏まえビジネス寄りの専門性高い就学・就業経験を積みたかったため、今回は選択肢から外しましたが、周りでも大学を休学して、または会社を退職して20代後半で行っていた知り合いも多く素敵な経験をしていたので、がっつり勉強するよりも海外で働きたい、生活してみたい、という目的の方は一度検索してみる価値があるかと思います。


(5)大学院留学

(2)のビジネスコースとの比較でMBAには触れましたが、大学院に留学するというのも選択肢の一つです。特徴はアカデミックな専門性高い内容を全世界からの仲間と学べる(もちろん場合による&相応の語学力や志望動機が求められる)ことと正式な学位が得られること。
学べる分野の多様性はもちろんのこと、英語圏以外でも英語だけで受講が可能な学校があったり、最近では受講形式も完全オンラインから対面・ハイブリッドと様々でとにかく色んな選択肢が無限にあるようなので、自分の興味や目的と照らし合わせて楽しみながら沢山調べてみるのが良さそうです。


最後の方は自分は選ばなかった選択肢のため、概要だけのご紹介になってしまいましたが、社会人留学を検討している方へ少しでも参考になりましたら幸いです。
語学留学やビジネスコースについてより詳しく知りたいという方については個別にご連絡いただければと思います。

なんと4000字近く!と超絶長くなってしまいましたが今回は以上です!




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