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アルムナイのススメカタ Day2 裸踊りをし続けて仲間が集まってくるまで 〜1人より2人で動くことの大切さ〜

・圧倒的当事者意識でまずは自分で動く
当初は年間を通した活動自体がなかった状態だったので当然幹事として集まる人数も多くありませんでしたが、自分だけは常に動き続けようと決めました。波が立つには風が必要で、吹き続けていることで波は大きいものになる。だから自分がどんな時でも風を吹かせていなければと、圧倒的に当事者となって動いていこうと決めました。TEDの中でデレックシヴァースの「社会運動はどうやって起こすか」というスピーチがあります。草原で上半身裸の1人の男がただ楽しく踊っています。最初は誰も相手にしないのですが、1人一緒に踊り出します。すると周りにいた人がどんどん一緒に踊り出し、最後はたくさんの人が一緒になって楽しそうに踊る動画です。この動画からまずは1人で動く。しばらくしてそれを見た1人がフォロワーとなって隣にくる。最初のフォロワーが賛同することでそのあとは一気に集まってくる。アルムナイを進めるときもまさに最初のフォロワーである同期のMが隣に来てくれて、いつも一緒に踊ってくれたことはとても心強く、そして現在の「うねり」を作ることができた大きな理由となっています。

・恩返しの気持ちが続ける原動力となる
何かに大きい力を出そうとするとき、何か力の源泉があると思います。今回自分がアルムナイに力を出せたのは他でもなく、前述した2011年のボランティア作業で協力してくれたことへの仲間への感謝の気持ちです。そして、この気持ちは自分にしかわからないことだから、自分の気持ちに素直に行動しようと決めました。卒業しても何かに属していたいからではなく、純粋にいつも何かの恩返しをしたいという気持ちからでした。事実色々な依頼を受けることもありましたが、声をかけて頂いたものは即、お引き受けしてきました。互いの関係をよくするときのきっかけは相手への感謝の気持ちを持つことで、その後にお返ししたいという気持ちが繰り返されることで信頼関係ができるのではと思います。信頼とはまさに信じて頼ることだと思います。

・例え2人になってもやり続ける
何か行動に起こす時、その行動に異を唱えたり反対の意見を言う人は当然います。しかしながら総論を確認しながら進めるのでは大きく変えることはできず時間がかかってしまいます。一定の否定的な意見は受け入れる気持ちを持って、あくまでも自分の気持ちに従って行動に移したいと、当事者となって常に考えることにしました。しかし自分で考え自分で動いても1人だけでは大きいうねりは起こせないので、こうしたいと考えて実際にアクションする時には、隣に味方=フォロワーが必要です。私には裸踊りの最初のフォロワーになってくれたMがいてくれて、いつも相談をしながら決めました。「こういうことをしたんだけど、どう思う?」と相談をすると前向きにしてくれる言葉をかけてくれるのですぐに実行できたり、ある時は少し確認してから実行してみたりと、意見を聴き、進めることで自分の中で力強く前進できるための補助エンジンを搭載していたように思います。

・連携する
グロービス経営大学院はすでに日本最大のビジネススクールの規模でしたので、アルムナイメンバーは当時で3000人を超えていました。人数だけで言ったら大企業クラスです。この規模を1人の力で何かすることは到底不可能ですし、ましてやアルムナイコミュニティですので母校としての大学院側との連携しながら共に進む姿勢はとても大切です。アルムナイコミュニティは単独で動くものではなく、やはり母校のサポートやコラボレーションがあってこそ、その価値は高まるものと思ったからです。何か実行する時には事前に大学院の事務局に相談をしてから進めていくと、さまざまなサポートをしていただきました。大学院のサポートを受けながら小さくても絶えず活動をすることで、半年経過したあたりから、少しずつアルムナイのことを周囲の人に知ってもらえるようになってきたかなと思えるようになってきました。

・心ある仲間と共に行動する
その活動を知ってもらえるようになると、裸踊りのように少しずつですが一緒に取り組んでもらえる仲間が集まって増えてきました。すると少しずつ少しずつ思い描いていた車輪が動き出します。そして仲間の人数がある一定まで増えた時、その車輪はゴロっと音を立てて自走しました。やっと動いた!と思ったと同時に、人が集まり、車輪が動いたからと言ってすぐに色々と役割を与えて任せてしまうことでは想いが伝わらない。むしろ動いた瞬間こそ今以上に当事者となって仲間と伴走する気持ちを忘れずに、自分が一番その車輪を動かす先頭にいることを意識しました。一方、幹事の募集については自薦と他薦とし、誰でも参加できる入り口を大きく開けました。最後は一対一で自分の言葉で伝えることにしました。これは最初の入口でのボタンを掛け違えないことはとても大事だと思ったからで、時間をかけてでも伝える時間は作りました。私から幹事となるみなさんに伝えたことは「出来ることを出来るだけやってほしい」「楽しんでください」「自分が一番得をしてください」の3つでした。こうして毎年新しい幹事を迎えて仲間と一緒に走り出すことができるようになりました。
(Day3へ続く→)

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