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Postcrossing で受け取ったポストカードまとめ【1】

Postcrossing というのをやっています。
今年の春に Postcrossing についてライターの西村まさゆきさんの取材を受けて、その記事がデイリーポータルZに載りました。

詳しくは上の記事をぜひ読んでほしいのですが、簡単に言うと Postcrossing とは「世界の人とポストカードを交換する」プロジェクトです。

サイトに登録して、サイト上で紹介された世界のどこかの「誰か」にポストカードを送ると、自分宛てにも世界のどこかの「誰か」からポストカードが届きます。送った枚数だけ自分にも届き、送る相手・受け取る相手は毎回変わるので文通とは異なります。

Postcrossing に登録してもう15年くらいになります。
デイリーポータルZの記事ではその15年の間に受け取ったポストカードの中から特にお気に入りのものを紹介してもらったので、今日この場ではちょっと角度を変えて「ここ最近」Postcrossing で受け取ったポストカードを紹介してみたいと思います。だいたい今年の5月〜9月の間に受け取ったものの一部です。

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まずはこれ。アメリカ、チェコ、ロシアから届きました。左上のアメリカのはニューヨーク市のヴィンテージ絵葉書ですね。
左下のチェコは「人形かな?」と思ったんですが、人形じゃなくて「Vizovické pečivo」というクリスマスに焼く伝統的なお菓子だそうです。「Vizovické pečivo」でぜひ画像検索してみてほしい! すっごくかわいいです!
右のロシアは糸紡ぎのイラストです。これもかわいい。

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料理がテーマのものを集めてみました。Wishlist にも「あなたの国の料理」と書いているので料理のポストカードはわりとよく届きます。上2枚が台湾から。右下はモルドバからです。
モルドバはけっこう珍しくて届くのは2枚めです。ブドウの葉でひき肉を包んだ料理(左上)など。食べてみたいなぁ。

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「マキシカード」も Wishlist に入れています。マキシカードとはポストカードの絵柄面にマッチした切手を貼り、その切手の発行初日の消印を押したもの。郵便趣味の世界ではポピュラーなものです。
この3枚はオーストリア、ベラルーシ、ロシアから。

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こちらもマキシカード。ロシアとフィンランドから。「民族衣装」とか「民芸品」なんかも好きなのでこういうのはうれしいです。

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「博物館の展示品」も Wishlist に入れています。左上は11世紀のクロアチアの統治者のレリーフだそうで、これのお気に入りポイントはクロアチア語の点字付きだというところ。右上はベルギーの王立中央アフリカ博物館のコレクション。
下はイギリスからローマ・ブリトンの「戦士の神」の像。ローマ・ブリトン文化というのはローマ帝国によるブリテン支配の過程で生まれた文化で、5世紀のローマ帝国撤退後もウェールズで生き残り、ウェールズ文化の基礎となったそうです。(Wikipediaより)

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「ロイヤルファミリー」も Wishlist に入れていて、やはりその中でもエリザベス女王はよく届きますね。でもこの2枚は両方ともイギリスからではないんです。左がロシア、右がアメリカから。

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オランダの人はよくオランダ王室のポストカードを送ってくれます。種類が豊富なんでしょうね。
一番下は古い絵葉書。真ん中の繋ぎを着た男の子が左上のポストカードの青いスーツの男性、現・ウィレム=アレクサンダー国王です。(この2枚はわりと近い日にちで届いて Before After みたいな感じで楽しかったです)

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「歴史上の人物」のポストカードも好きです。左はドイツの彫刻家エルンスト・バルラハ。右はリンカーンです。アメリカから。

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「郵便」がテーマのもの。左2枚はドイツから。郵便配達員ですね。
右はオーストリアの Postcrossing 切手発行記念のポストカードです。このカードの裏には、

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Postcrossing 切手の新旧2枚が貼られていました!(右が今年発行された新しいものです)

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コロナがテーマのもの。マスクのポストカードはアメリカから。その下がチェコのマスクの切手。一番下のドイツからのポストカードには「共にコロナに対抗しよう」というメッセージ付きの消印が押されています。

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Postcrossing では受け取るポストカードの絵柄も楽しみの1つですが、貼られた切手や消印を見るのもこれまた楽しいです。
こちらはクロアチア、ベラルーシ、スイス、メキシコから。スイス(左下)のアイスクリーム切手かわいいですね。メキシコ(右下)は切手ではなくメータースタンプ(証紙)が貼られています。

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こちらはすべてオランダから。先ほど、オランダには王室のポストカードが豊富にあるのだろうと書きましたが、切手もいろいろあるみたいです。
右上の白黒の切手はマクシマ王妃の若い頃のお写真だそうです。その左はご成婚記念の切手。日本にも皇室切手がありますが、だいぶ雰囲気違いますよね。

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中国からの切手。左下は黒竜江省牡丹江市の雪景色。冬に人気の観光地だそうです。その右の赤い花は何だろう。椿かな。山茶花かな。

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こちらはロシアから。ロシアの記念切手は大きくて見栄えのするものが多くて好きです。1枚1枚存在感があります。

Postcrossing 、楽しいし、自分のペースでできる(月に1枚でもいいし、何ヶ月送らなくてもいいのです)趣味なのでぜひおすすめです。
ほかの人が「こんなの受け取ったよ」とポストカードや切手の写真を載せてるのを見るのも楽しいので、note でも Postcrossing の輪がどんどん広がるといいなぁ。

またしばらくしたら「最近受け取ったもの」のまとめを投稿したいと思います。なので今回のタイトルに【1】と入れてみました。それではまた、【2】で!


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