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「自然欠乏症候群」

山本竜隆先生執筆の本「自然欠乏症候群」。

私が2017年に受講した市民大学で、先生が主宰する富士宮市の「日月倶楽部」で授業(フィールドワーク)があり、そのテキストとして使われた本です。

この本の第3章に「自然欠乏症候群チェックリスト」というがあって、12のチェック項目と説明があります。
チェック項目全部Noだったら理想的ですが。
だからといって当てはまる項目が多いからと言って重度の症候群というわけではないと書かれています。
項目には「携帯やパソコンに接することは少ない」っていうのもあり、現代を生きる者はほぼ全員が自然欠乏症候群であると言えるかもしれないのです。半分以上Noと答えるには、都会生活から自然の中で暮らさないと実現出来ない。

私はサラリーマン時代は12項目全部Noでした。
しかし独立した身となって、改めて読んでみると、Yesになった項目が2つ、YesともNoとも言えないのが2つに変わりました。

これはずいぶん大きな変化だと思います。

一番大きいのは、朝9時出社厳守で毎日東京への満員電車に乗っての通勤(痛勤)がなくなったこと。
そしてサラリーマン時代には出来なかった日光浴は毎日散歩でするようになった。
1日の半分はコンクリートだらけの東京千代田区で過ごすことが多かったのが、夏は日本一暑く、冬はまぁまぁ寒いけど自然は割とたくさんある川越で過ごす。自分にはそれがあっているのだと思います。
都会へはたまに行くのが自分には合っています。
そしてこの本や授業が、少なくともその後の自分の心を動かすきっかけになったのです。

この国のワークスタイルの常識を変えることで、働く人が今までよりも自然の中で生活出来るようにしたいと思い、今に至ります。
(コロナの流行で国もテレワークを推奨する動きになったっていうタイミングでもあるけど)

また、これからの働き方改革は、ウェルビーイングの向上っていうのが大変重要になってきます。
私も、働く人のウェルビーイングの向上をとことん追求し、クライアント様と従業員様の笑顔につなげていきたいと思います。


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