伊藤大地

オーストラリア在住|外資系ITコンサルタント|政治経済、海外、キャリアに関するhotな…

伊藤大地

オーストラリア在住|外資系ITコンサルタント|政治経済、海外、キャリアに関するhotな話題やエッセイを発信します|日々の投稿に加えその1週間で話題となったトピックを10分程度で読めるものにまとめて毎週金曜日に投稿します

最近の記事

【富裕層ターゲット】日本で急増するラグジュアリーホテル

宿泊施設は旅行の楽しみの1つであり、人によっては旅行の大半の出費はホテル代という方もいるのではないでしょうか?しかし、近年日本の宿泊施設の価格が高騰しています。安くて便利な国内旅行が少ししづらくなってきているようですがその背景にはホテル側のどのような思惑があるのか考察していきます。 理由の1つにコロナ禍が明けたことによるインバウンドの回復が要因で以前よりホテルの利用者が急増していることがあげられます。コロナ禍では各ホテルは価格帯を下げ、可能な限り空室がなくなるホテル運営の努

    • #10【モノづくりの闇】経営と現場の乖離とコーポレートガバナンス

      企業のコーポレートガバナンスが問題視されるようになった時代からしばらく時が経ちましたが、今年も国内企業の大きな不祥事が発生してしまいました。今週のhotなトピックとしてダイハツ工業による認証申請における追加不正行為を元にどのようにしたら今回の問題を防ぐことができたのかについて考えます。 ダイハツの不正不正内容について 今回の問題の内容は多岐にわたり計174件もの不正が発覚しています。その1つには認証試験によるエアバッグの作動テストにおいて衝撃ではなく、タイマーで検査をごま

      • #9【国家戦略】なぜオーストラリアは裕福なのか。日本が移民政策を成功させるためには。

        日本は本当に裕福なのか?日本経済が縮小してきたと言われ長い年月が経ちました。しかし、一般的に世界各国の経済指標としてもちいられる世界GDPランキングで日本は現在もなお3位と世界経済をけん引する存在だと言われています。これだけを見ると「まだまだ日本は捨てたもんじゃない」と感じてしまいますが本当に日本は今も世界のトップ層に位置しているのでしょうか? 私が住んでいるオーストラリアは日本の20倍の国土に5分の1ほどの人口を抱えるいわば空っぽな国です。国民性としてはフレンドリーで性格

        • #8【個人より集団】外国人に日本の有名人について聞いてみたらわかった日本社会の仕組み

          私がシドニーの語学学校に通っていた際によく外国人の友人とお互いの国について話していました。政治や仕事、観光地や文化など様々なテーマについて話す中でお互いの国の有名人について話す機会がありました。 オーストラリアの語学学校には中南米出身の人が多く在籍しています。とあるアルゼンチン出身の友人は世界一のサッカープレイヤーであるメッシをあげ、コロンビア出身の友人は世界の歌姫シャキーラについて教えてくれました。いずれにせよ中南米には日本人も含め世間一般として有名な人が何人もいます。

        【富裕層ターゲット】日本で急増するラグジュアリーホテル

        • #10【モノづくりの闇】経営と現場の乖離とコーポレートガバナンス

        • #9【国家戦略】なぜオーストラリアは裕福なのか。日本が移民政策を成功させるためには。

        • #8【個人より集団】外国人に日本の有名人について聞いてみたらわかった日本社会の仕組み

          #7【Xmas特需】クリスマスが人々の行動に与える影響

          クリスマスシーズンになるといたるところでクリスマス関連の商品やイベント、飾りつけを目にするようになりますね。私もこの時期は少し奮発してしまい、普段購入しない商品や美味しいものを食べてしまいます。 そこで今回は近年さらなる盛り上がりを見せるクリスマスが経済に与える効果について考えてみたいと思います。 人々のお金の使い方みなさんはこの時期どんなものにお金を使いますか?近年は企業に限らず、市町村を上げてクリスマスを盛り上げようと町中で様々な娯楽が楽しめるようになりました。 そ

          #7【Xmas特需】クリスマスが人々の行動に与える影響

          #6【健康改革】健康は我慢?身体にはいいけど心には悪いこと

          私は典型的な夜型人間で夜の落ち着いた雰囲気の中で勉強や作業をすることが最もはかどり、自分自身も楽しく活動できます。しかし、一般世間では朝方の習慣を身に着けることが正義かのように多くの人たちが朝方人間になろうと様々な努力をしています。しかし、人間は自分が育ってきた環境や習慣に大きく左右される生き物であり、1度染みついたそれらを変えるためには相当量の負担がかかるはずです。そもそも健康は努力しなければ手に入れることがでいない物なのか、その努力はむしろ健康に害を及ぼすのではないか様々

          #6【健康改革】健康は我慢?身体にはいいけど心には悪いこと

          #5【責任、生きがい】22歳大学生が家族について考えてみた

          人々の価値観や生活スタイルが大きく変化しつつある現代に影響されるように新しい家族のあり方が生まれてきているように感じます。かつてのような3世帯大家族で父親が仕事で稼いで家庭の中で大きな権力を持ち、母親は基本家で家事をこなしながら子育てなどをする役割分担の概念は現代ではだんだん古い考え方とさえ言われるようになりました。 最近は「自分の人生を生きやすくなった証拠」「いろんな意味で合理的な考え方ができるようになった」など肯定する意見が大きく聞かれるようになりましたが、個人的には昔

          #5【責任、生きがい】22歳大学生が家族について考えてみた

          #4【大型契約】大谷翔平ロサンゼルスドジャース入団

          私は父親の影響で幼い頃から大のジャイアンツファンです。自ら野球をすることはなかったものの今でもペナントレースのハイライトを毎晩見てシーズンを楽しんでいます。 先日日本が誇るプロ野球選手の大谷翔平選手がロサンゼルスドジャースへの入団会見を行いました。この入団にあたっては10年で総額7億ドル(約1015億円)の北米プロスポーツ最高額の契約金が発表されました。 一般的に雇われる側の社会人の身としては企業に入るだけでもお金がもらえるだけでなく1015億円ももらってしまっては働く気

          #4【大型契約】大谷翔平ロサンゼルスドジャース入団

          #3【今週のまとめ】自民党の政治資金パーティー裏金問題

          11月下旬に神戸学院大学法学部教授の上脇博之さんによって明るみに出た今回の「政治とカネ」の問題ですが、ニュースでは最新情報ばかりが取りざたされており、いまいち何が問題なのかが分からないという方も多いのではないでしょうか。 今週のhotトピックは今回の裏金問題を中心に自民党のこれまでの「カネ」にまつわる事件をまとめ、なぜ同じような問題が繰り返し起こってしまうのかについて考察していきたいと思います。 自民党の政治資金パーティー裏金問題政治資金パーティー そもそも政治資金パー

          #3【今週のまとめ】自民党の政治資金パーティー裏金問題

          #2【海外タブー】日本人がついしがちな海外のマナー違反

          日本人は極めて特殊な慣習や文化を持っているということは意識せずとも何度か聞いたことがあるのではないでしょうか? 寿司や刺身などの生魚を食べる文化や目上の人に対して敬語を使う商習慣、落し物は当たり前のように近くの交番に届けるなど、皆さんは普段日常的に行っているそこの行動や活動の多くはこれまでの日本人が作り上げてきた文化や慣習の上で成り立ってきたものばかりです。 幸か不幸か日本人の多くは海外との関係を一切持たなくても雇用や生活の面で十分な環境が整っています。そのため、自分の生

          #2【海外タブー】日本人がついしがちな海外のマナー違反

          #1【ご挨拶】簡単な自己紹介とnoteを記すことになったきっかけ

          自分にはこれがあるという絶対的な物を欲している方は多いのではないでしょうか。幸せで愛があふれる家族をつくりたい、事業を当てて大きなお金を手にしたい、趣味で行っている何かを将来の仕事にしたいなど人それぞれが自分たちが思い描く将来に向けて努力している人々は私にとって本当に輝いて見えます。 この文面から察することができた方がいるかもしれませんが私にはそれがありません。幼い頃は水泳、バレーボール、空手、学習塾など様々なことを経験してきました。バレーボールは小学4年生から始め高校生ま

          #1【ご挨拶】簡単な自己紹介とnoteを記すことになったきっかけ