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#7【Xmas特需】クリスマスが人々の行動に与える影響
クリスマスシーズンになるといたるところでクリスマス関連の商品やイベント、飾りつけを目にするようになりますね。私もこの時期は少し奮発してしまい、普段購入しない商品や美味しいものを食べてしまいます。
そこで今回は近年さらなる盛り上がりを見せるクリスマスが経済に与える効果について考えてみたいと思います。
人々のお金の使い方
みなさんはこの時期どんなものにお金を使いますか?近年は企業に限らず、市町村を上げてクリスマスを盛り上げようと町中で様々な娯楽が楽しめるようになりました。
その1つがイルミネーションです。最近では町の公園などだけではなく、普段営業時間外のテーマパークにおいて期間限定の夜間特別営業という形で大規模なイルミネーションイベントが開催されていますね。確かに一部有料の物を除けば見て楽しむだけのイルミネーションに大きな経済効果はありません。しかし、周りの商業施設にとっては普段よりも多くの人々が町に出歩きに来たり、県外からのお客さんが増えたりとイルミネーションから波及する経済効果は計り知れません。
加えてクリスマスの醍醐味であるクリスマスケーキは年々いろんなお客さんの需要にこたえるために進化しつつあります。私が幼い頃は地元のケーキ屋さんでクリスマス限定という訳ではなく普段から購入できるショートケーキを購入して家族で食べるという日常でした。
しかし近年はいわゆる写真映えするカラフルで手の凝ったケーキの需要が高まっています。そのため人々はクリスマスの日にケーキを購入するというよりも何日も前から百貨店やホテルのケーキ屋さんに事前予約をするようになりました。
クリスマス雇用の拡大
多くの人々にとって年末年始の忙しい時期の束の間のひと時がクリスマスなのではないでしょうか?しかし、一定の人々や企業にとってはクリスマスはいわゆるその年最後の稼ぎ時でもあります。
例えば私が現在在住しているオーストラリアはクリスマスシーズンになるとサービス業の様々な企業で雇用が急拡大します。企業も急激な需要増加に備えて人手を増やさなければいけなくなるということですね。少し目線をひいてみて町や国単位で考えると雇用が拡大し、お金の動きが活発化することは大きなメリットと言えるでしょう。
日本でも先ほども述べたテーマパークの従業員の需要が増加したり、町では大道芸が多く行われたりとシーズン限定のお仕事が生まれさらなる活気が生まれます。
このようにもちろんクリスマスはいちイベントとして楽しむものですがマクロな視点を持つことで近年拡大するクリスマス特需の背景や人々、お金の動きを理解することもできるようになります。
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