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トワイライト横浜

普段は田舎住まい(福島県福島市)を謳歌しているわたしですが、ときには都会の空気を吸いたくなり、新幹線で南下することがあります。
福島市も(一応は)県庁所在地ですので、
「田舎と言ってもそれほど田舎ではないだろう」
との見方もあろうかとは思います。しかし、東京近辺に比べれば、
「比べようもないほど田舎」
である事実は隠しようがありません。
最近、市内にタリーズコーヒーが初出店しました。賑わっています。スタバが進出したのはだいぶ前になりますが、そのときも大きなニュースになりました。わたしはスタバよりもタリーズが好みなので、嬉しい出来事ですね。
それくらいのレベルで「田舎」です。

横浜スタジアム
巨大なボールパークは都市の象徴
山下公園にて
横浜ベイブリッジから昇る月

都会にはあらゆるものがあります。
写真の被写体にも事欠きません。
いつも一人で林の奥や草むらを散策しつつ、何か写真になるものがないか探し回っている身には、ある意味、パラダイスのようなところにも思えます。
人間が作ったありとあらゆるデザインを、光が照らし、濃い影が生まれ、
「さあ、シャッターを切ってご覧」
といざないます。
新しいもの。古いもの。両方が入り交じったもの。

赤レンガ倉庫
月光の下でparty
不夜城

わたしは、パラダイスの重力が生み出す強烈な渦に巻き取られながら、
「俺は…俺は…何としても自分の写真を撮るぞ。誰かが、誰もが撮るようなお手軽街なかスナップに埋もれたりはしないぞ」
と呻き、冷えた掌でカメラを握りしめ、夜の横浜を歩いておりました。

嘘!ウソ?
あったかいラテで心も体もホッとひと息ついておりましたとさ。

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