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おやつを蓄え家篭り、そしてはじまる新しい年

あたらしい年、2024年が始まって数週間が経ちました。

毎年思うことですが、三が日が明けてからの日の経ちかたはあっという間で早いものですね。

すべてが0からはじまると思うと背筋が伸びる気持ちもありつつ、これからまた日々を重ねていかねばいけないと思うと、少し気が重くなったりもしたり。まあそんな感情も当たり前にあるよね、ということで、今年もそれなりにやっていけるように、日々少しずつ精進できればと思います。


今年の年末年始は例年と同じで、基本は家に篭りつつ、この時期ならではの散策をたのしんだりしました。

毎年やっている一年の振り返り会をロイヤルホストで
外でやることでご褒美としてのごちそうを食べられるし、集中して振り返りもできるので、気に入っているルーティン。


ご褒美なんでね、紅玉りんごのブリュレパフェも付けちゃいました。生だったり焼いてあったりいろんなりんごの表情が見れて、とても好きなパフェでした。りんごのソルベと細かい角切りりんごのパートは思わず風邪っぴきの時の記憶を思い返す構成。


年末の江古田さんぽにて
パーラー江古田さんに立ち寄り。
鶏ひき肉と里芋のキッシュ、ナイスコンビでおいしかったなあ。商店街はお正月の音楽が流れていてザ年末感があってよかったです。テイクアウトして公園で食べようって案が当たり前みたいに出てきてそれがするっと実行される関係は心地いいなと心の中で思ったり。
江古田のおやつ処といえばバトーさんでしょう
アツアツのクレープを食べる予定でいたのですが、まさかのカスタードドーナッツを見つけて目移りしてしまいましたよ。このぽてっとしたフォルムはずるいよねえ


年末年始もお店を開けてくれるとのお知らせを見て
この機会に立ち寄りたいと思い予約した[菓子とう]さん。小さなお店に入ると何かを蒸しているやさしいあまい匂い。新年に食べる花びらもちは、白味噌あんと甘く煮たごぼう入り。
紅玉のおいしさが伝わってくるりんご最中
昇竜という菓名が付けられた練り切り
開運を願い龍モチーフのものを選びました。淡い色使いが繊細で飾っておきたいほどきれい


年末年始はお菓子を蓄えておくのがマイルール
最近は何かと柑橘に目がないので舟和さんのオレンジパイを選んでみました。
爽やかなオレンジの風味と白あんが合うなあ
京都にある梅園さんのあんマドレーヌ
宇治金時生地につぶあん、ベーシックな生地にみたらしあん、カカオ生地に黒糖あんという、絶妙な組み合わせに惹かれないわけがない。マドレーヌの生地も密度が高くきめ細やかで、口当たりも和菓子に近いかな?みたらしあんのやつが個人的にはかなりストライクでした。甘じょっぱいのが大好き。



年始は川越を散策しました。

神社やお寺が多いので街中は三が日でも参拝に来た人でいっぱい。店頭で飲食物を売っているお店が多かったので食べ歩きを楽しみました。

気持ちの問題かもしれないけれど、年始は空気が澄んでいるように感じるので、何気なく散策する時間も特別に感じられて好きです。


米麹の甘酒で身体を温めた後は
時の鐘近くにあるお店でたこせんを食べました(明石焼きが挟んである)


川越を散策するときは基本的に川越駅〜商店街〜大正浪漫夢通り〜蔵造りが並ぶメイン通り〜菓子屋横丁という感じでのんびり歩くコース。

距離にしたら結構あると思うのですが、お店を見たり食べ歩きをしながら歩くので、体力に自信がなくとも(私は)楽しく散策することができています。

蔵造りが並ぶメイン通りにあるお茶屋の長峰園さん
いつもお茶のいい匂いが外までしてきて癒されています
茶葉の販売だけではなく、その場で飲める日本茶のテイクアウトや、狭山茶や狭山ほうじ茶を使ったお菓子なども販売されています。
個人的には川越といったらこの味。
菓子屋横丁にあるパン屋、楽楽さんの味噌ぱんは秩父の味噌を使っていて、香ばしく甘じょっぱい味噌の風味がやみつきになる味。お店の横にあるスペースで買ったパンを座って食べていく人も。
菓子屋横丁内にある小道を進んでいくと
あるのは和食のお店大穀さん。
小道の手前に立ててあったメニュー表のテイクアウト用出汁巻き卵の文字に惹かれて、店員さんに声を掛けると、大きな壺から熱々の玉子焼きが。
一口頬張るとお出汁がじゅわっと溢れてもうほんっとうにおいしかった。。和食料理のお店ですもんね。そりゃあおいしいよね。ありがたい、ありがたいなあ。


お取り寄せをして年始に食べるのが
恒例になりつつある六花亭のほたてまんと肉まん。
干し貝柱と白身魚のすり身がぎっしり詰まっている海を感じるほたてまんと、具材たっぷりたけのこの食感も楽しい肉まん。こちらも六花亭メイドの味付けの肉まんでとてもおいしい。少し手間はかかるけど蒸し器で温めて食べています。


季節行事を味わいたくて
とらやの喫茶室にてお雑煮をいただきました。
この季節限定で食べられるのは京都を発祥の地とするとらやならではの白味噌を使ったお雑煮。昔京都で白味噌のお味噌汁を飲んだときは独特な甘みがあるものだと記憶していたのですが、とらやのお雑煮は塩気も効いていて、白味噌に馴染みがなくとも飲みやすかったです。丸餅がふたつ、えび芋も入っていて贅沢な一品。
店内外には正月飾りが飾ってあって、なんだか身が引き締まる思いがしました


目の前には豊川稲荷もあるし、きっと参拝帰りに立ち寄る人も多いのでしょう。

私のようにお雑煮やおしるこのような冬に食べたくなる食事メニューの数々に惹かれてくる人もいるんだろうなあ。
この時期のとらやに多く人が訪れる理由がわかった気がしました(三が日過ぎた平日の昼で喫茶は1時間待ちくらいでした)


お雑煮を食べた後は、北参道にある
THE MOTT HOUSEさんにて開催されていた
コーディアルシロップブランドのcalmさんのpopupへ。好きなシロップを加えてくれる甘酒をいただき、常備しているミニシロップをお迎えしました。calmさんのpopupの度に訪れているモットハウスは、手前のスペースでお花を販売、店内奥ではセレクトした雑貨などが販売されていいます。一目惚れしたヘアアクセサリーもちゃっかり購入。
最後は北参道に来ると必ず立ち寄る鳩森八幡神社へ。
街に開かれた神社という感じがして寄りやすく、また居心地が良くてついつい寄りたくなってしまう場所。いつもの鳩みくじではなく王手みくじを引いてみました。



旅行をしたり、豪華絢爛なごちそうを食べたりするわけではないけれど、自分なりに季節行事をたのしむことができた穏やかなお正月休みでした。


この年末年始は季節に合わせた食べものを食べる機会を作れてうれしかったです。こういう日々の過ごし方をできるような余裕をもった一年を送れるように、また今年もぼちぼちやっていきます〜。


2024年の大きな目標は、心身ともに健やかに過ごせるよう努めること。いつだってこれに勝るものはないと思っています。人によっては目標に定めるまでのこともない標準装備かもしれないけれど、私にとっては心に留めておきたい大切なことです。


小さな目標は、noteをまとめたものや短編集の小説のZINEを作ること。これを一番に考えています。


陶芸をやりたいとか、スパイスやハーブを日常的に取り入れたいとか、イギリスにルーツのあるお店のアフターヌーンティーに行きたいとか、自分が心からお気に入りだと思えるような小説を一本書き上げたいとか……小さな願いは挙げればキリがないのですが、ひとまずここで留めておきます。


自分が行きたいと思ったことや、やりたいと頭によぎったことは小さなことでも叶えてあげられるような一年にできたらいいな。


ZINE作成に関しては右も左も分からずな状態でして、とりあえずはnoteをデータ原本として印刷したい、けれどプリンターは家に無い、2部くらい作れたらいいくらいの考えでいるので、どう進めたらいいのか全くわかりませんが、手探りで進めていけたらいいなと思っています。


(同じような条件でZINEを作成したことがある方、作成の手順の参考になりそうな本やサイトなどありましたらお気軽にご教授いただけますと幸いです……!)


長いこと写真をやってきた人間なので、どこかで自分の写真をアルバムにしたいなあとかはうっすら考えたことがあるのですが、腰が上がらず伸ばし伸ばしにしてきました。

けれど、やっぱり大なり小なり作品と呼べるものがある人はプロでなくとも手元に残る形で残すのも大事なことかなと思いまして、人に背中を押してもらえたのもあって、動いてみることにしました。


正直未だに腰が思い案件ではありますが、こうやって声に出すことで少しばかりは変わるかなと思い書かせていただきました。今年のどこかには新しい報告ができることを願って。


こんな調子で今年もぼちぼちやっていきたいと思っています。創作に対して迷うこと、力が奮わず悩むこともありますが、この一年も試行錯誤を繰り返し、noteで執筆を続けていきたいと思っているので、どうか、応援してくださるとうれしいです。(読んでくれた方がいることがわかる♡スキも、コメントも、フォローもとても励みになっています)

今年もよろしくお願いします:)



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