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最近発売された1巻のマンガ感想【2021年4月下旬〜5月中旬】

マンガは1巻の初動売上が重要と言われています。

社会がドタバタしている中で発売される1巻のマンガは苦労してしまうだろうなぁと思い、ここ最近は1巻のマンガを発売日当日に購入するようにしてきました。

応援したい想いもありますが、それ以上におもしろい作品が打ち切られてしまうと自分が悲しいです。

この記事では、ここ3週間ぐらいのあいだ(2021/4/24〜2021/5/14)で発売された1巻のマンガをいくつかご紹介していきます!

2021年4月26日発売 『終末ツーリング』

「電撃マオウ」で連載されている 『終末ツーリング』。

大きな戦争(?)で滅んだ日本を、少女2人がバイクでツーリングする物語です。各地を旅するなかで、滅亡の原因が少しずつ明らかになっていきます。

「静」の世界のなかで、過去に存在した「動」の展開に思いをはせる読書体験が新鮮でした。

2021年4月28日発売 『人類を滅亡させてはいけません』

「ヤングアニマル」で連載されている『人類を滅亡させてはいけません』。笑えてほっこりする親子の物語です。

「宇宙人」×「プライドの高さ」×「幼女」という掛け算によって生み出される王女様がカワイイ。そして、そんなキャラクターだからこそ生じる周囲とのズレが笑いをうみだします。

笑いで心をほぐされながら、温かい気持ちにさせてくれる作品です。

2021年4月30日発売 『デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い』

「少年ジャンプ+」で月曜日に更新されている『デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い』。

地球にきた悪魔・デビィちゃんがボードゲームやトランプなどの遊びで人間とバトルをします。人間が負けたらデビィによって地球は滅ぼされてしまうんですが、デビィちゃんはぽんこつすぎて負けてばかりです。

デビィちゃんの最大の魅力は、おでこにあるもう1つの目です。この目がキャラの表情を豊かにしていて、かわいらしさを倍増させています。

2021年5月7日発売 『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ』

「週刊少年チャンピオン」で連載されている『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ』。

『バキ』に出てくる烈海王が剣と魔法の異世界に転生したらどうなるの?リザードマンとたたかう烈海王。魔法の炎攻撃を息だけで吹き消しちゃう烈海王。チートな身体能力をもっている烈海王が異世界で大活躍です。

「バキ」×「異世界」という掛け算がおもしろくて、いたってまじめな烈海王になぜだか笑ってしまいます。

2021年5月10日発売 『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』

「月刊コミックガーデン」で連載されている『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』。

そのウイルスに感染したら人間は猫になってしまう…。広がっていく猫ウイルス。

ゾンビ映画の「ゾンビ」を「猫」におきかえただけの設定なんですが、それだけで感情が「怖い」から「カワイイ」に変化しちゃうんです。ゾンビと同じように、猫はしつように追いかけてくるし、襲われたら人間ではなくなってしまいます。

ゾンビだったら怖い。けど猫ならカワイイ。むしろ襲われたい。

結論、猫はカワイイ。

この世に存在する絶対的真理を教えてくれた作品でした。

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2021年4月下旬から5月中旬までに発売された1巻のマンガをいくつかご紹介しました。

今回は紹介できなかったのですが、『死んでから本気出す』や『娘じゃなくて私が好きなの!?』、『ニワトリ・ファイター』などの1巻も発売されました。

※『死んでから本気出す』のアルのレビュー記事はこちら↓

マンガはリアルタイムで追いかけるのが一番おもしろいと思っています。気になる作品がありましたら、ぜひチェックしてみてください。

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