マガジン

  • 空間

最近の記事

7月のBlenderワークショップ

こんにちは。ミヤオウです。 いかがお過ごしでしょうか。最近は朝に近所を少し散歩しているのですが、空や木々の鮮やかな色を見て「夏だなぁ・・・」と少し嬉しい気分になります。汗をかくのも気持ち良い季節となってきています。 ・・・・・ さて六月が始まりましたが、今月は大人数でのワークショップ開催は無く、個人ワークショップ〈パーソナル〉のみ随時予約受付をしています。 〈パーソナル〉の概要・ご予約はこちらから↓ ・・・・・ 7月のワークショップについてお知らせいたします。 7

    • 水を渡す

      音楽「水を渡す」を、2024年5月19日にリリースいたします。 トラックメイカーであり、近年CGも制作されているマルチメディアアーティストのCOR!Sさんと共作させていただきました。 もとは一年前に制作した「水を渡す feat.初音ミク」をCOR!Sさんが聴いてくださっていて、後にこの曲のリアレンジを提案してくださったことがきっかけでした。 近くで見守っているようなCOR!Sさんの歌声、不在と安心ーー。そういった質感をもって共作できたことに、驚きと喜びがありました。 ま

      • loading platform

        • 【artwork】グループこんにちは - 波の内側EP

          音楽家や表現者として活動する駒澤零さんと、トラックメイカーの栄免建設さんのユニット〈グループこんにちは〉の新譜「波の内側EP」が、4/28に東京で開催される音系同人即売会・M3で発売されます。 ミヤオウがアートワークを担当いたしました。 架空の熱海をテーマにした今作は、新曲「detain」「stains」に加えてリミックス、パソコン音楽クラブのトラック「Inner Blue」のカバー、そしてそれぞれのインストの計8曲を収録。 アートワークは、熱海という地名から感じられた

        7月のBlenderワークショップ

        マガジン

        • 空間
          8本

        記事

          再生

          Room 0

          再生

          五月のblenderWS

          こんばんは。ミヤオウです。 五月も、3DCGモデリングツール「blender」のワークショップを三回ほど開きます。 「シャープ1」は、初期設定から基本的な操作、オブジェクト、簡単な空間を一緒に作ってみます。 五月から、「シャープ1」の続きの「シャープ2」を二回開きます。 オブジェクトに素材や質感を着けたり、カメラの操作をしてみたりを一緒にしていきます。 ・ 各回のご予約は、開催日より二週間前の日の二十一時に、XまたはInstagramのストーリーに予約受付のリンク

          五月のblenderWS

          +2

          科学館 別館

          科学館 別館

          まわる水に月が映る

          三人展「まわる水に月が映る」が無事終わりました。 観に来てくださった方、気にかけてくださった方、ほんとうにありがとうございました。 ・ 今回の展示は、ある家をリフォームしたギャラリースペースをお借りして開催しました。展示室の前にはリビングルームがあって、春の陽光が差し込むとても暖かな空間に、可愛い大きさのテーブルと椅子、奥には台所がありました。私は、この空間がこの展示の要になっていたのかも、と思いました。 来てくださった方とこの空間で展示や作品について話したり、趣味や制

          まわる水に月が映る

          プールにて

          十八時過ぎ。青白い受付で、浅黒いスタッフから、何やら蛍光オレンジのストローのような棒をざっと差し出された。 初詣のくじ引きみたいに、そこから一本引いて、それを口に運んだ。カリカリとして、少し甘くて美味しかった。私の後ろに並んでいた人が隣の受付でそれを貰うと、左の手首に巻きつけた。ああ、これはリストバンドだったのか。勘違いしていた。浅黒い腕はまだそれを差し出したままだったから、恐る恐るもう一本貰って、左の手首に巻いた。 プールは何十レーンもあった。それでも空いているレーンを見

          プールにて

          若菜

          夕暮れ、電車に乗っていた。 私は扉の傍で、灰色の空の手前に並んで走る、青い帯の電車をぼうっと見ていた。ほとんど同じ速度で同じ方向へ走っていて、鏡写しのようだった。 蛍光灯に薄く照らされた向こうの車内、まばらに座る人々の中に、若菜が居た。目が合った。彼は目を逸らした。どこか遠くへ行ってしまいそうな予感がした。 私は若菜のことを見つめつづけた。目を離したくなかった。飛び移れるならそうしたいと思ったそのとき、それぞれの線路は枝分かれするように離れはじめ、俯く若菜を乗せた電車は

          +3

          浴室-通路-展示室

          浴室-通路-展示室

          +2

          まわる水に月が映る

          現在、経堂アトリエという場所で三人展《まわる水に月が映る》を開催しています。 《まわる水に月が映る》は、作家・Roy Taro、際恵理、ミヤオウによる三人展です。 硝子コップの中でまわる水、隣家の光、身体に内包するものと外との循環、流れゆく時間ーーーーー三人それぞれの感覚をゆるやかにつなぐ水を巡る展示です。 三月三日から三月三〇日まで、土日月の十二時から十八時まで開いています。ご都合よろしければお越しください。 ミヤオウの在廊は十七、二十五、三〇日の予定です。

          まわる水に月が映る

          In the Hall (w/枢オトギ)

          In the Hall (w/枢オトギ)