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犬を食べる国

昨日、いつもと同じようにハラ(12歳養子男児)が、ベアを海で洗いに連れて行きました

毎週か2週間に1回は海で洗って
体に付いたノミやダニを取り除いています

2匹連れてくと大変なので
1匹づついつも連れていって洗ってます


昨日はいつもより帰りが遅くて
夜の8時になっても帰ってきません

なんとなく旦那と嫌な予感がするね、って話してたら
ちょうど向こうから濡れたハラが戻ってきました

「犬が死んだ」


え?!


嫌な予感て的中するんですね


話を聞くと、溺れて泡を吹いて死んでしまったと


そしてその次の言葉にさらに驚く


「みんなで食べていい?」




ええーー!!!






悲しさとかないのか?

無いか…




私たちが食べる豚肉や牛肉と同じように
犬のことも犬肉にしか見えてないのか、彼らには。



一応私たちに聞いただけいいか…






こうして、我が家で可愛く育てたベアは
貧しい子供達の胃袋へと
消えていったのです



さよなら



ベア






そしていつも一緒にいたマノは

いつもご飯を取り合っていたくせに
昨夜は自分のご飯を半分残したまま
ベアの帰りを待ち続けていました



娘のココロも
朝からベアを探し回っていて
死んだ事を伝えても意味が分かるはずもなく
ベアの首輪を持って家の周りを何度も回っていました



これが食育か




そうなのか?




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