DAY29#58/ブロガー
毎日このnoteで日記を書いていると、ああ、これこそが「ブログ」だ。と、感じる。ブログというのは正式名称を「ウェブログ(WEB LOG)」といって、WEB上に残す記録(ログ)という意味合いの造語だ。「ブロガー」というのは、そのブログを書く人の呼称である。
私はブログが好きで、ブロガーが好きである。
「個人的な日記なら別にWEB上に公開しなくてもいいじゃん?」とか「アクセス数も無くて収益も無いのに何でそんなことやってんの?」とか言ってくる輩はずっといる、20年前からずっといるが、その類の連中、センスも徳も無いマーケティング糞コスパ野郎の事は完全に無視していい。彼らがアートを理解する事はこの先一生ない。
今の子供達は、どのようにして今のようなインターネットが出来たかをよく知らないと思う。当然だ。生まれた時からGoogleとSNSとスマートフォンがある。
2004年だ。今のインターネットの姿になったのは2004年だ。細かい事は割愛するが、インターネットは情報の塊であり、その多くは文字だ。誰かが書いたテキストである。図書館の本は誰かが書いている。それと同じように、インターネットの中身(巨大なデータベース)も「誰かが書いたもの」である。私もいま書いている。この文章もだ。
2004年にそれは爆発した。ブログとSNSの大ブームによってインターネットの中に大量のテキストや写真や動画が現実世界から流れ込んだ。それはもう大量にだ。その情報の海が今のインターネットの生態系の基礎を作り、やがてそこから人工知能が生まれるというわけだ。
そういう意味で、インターネットそのものを作っているのは「WEBにログを刻む人間」である。ロボットやAIではない。ブロガーなんだ。
アクセス数がどうとか、それに紐付く収益がどうとか、そんな矮小なことはどうでもいい。いや、お金はちょっと欲しい。が、それは一旦置いておく。
「そんなの書いて誰も読まねぇよ」とか、そういうのも違う。読む。世界中の誰が読むんだよ。今じゃないかも知れないけど、読むよ。
ブロガーが、「WEBに記録を書き残す者」であるなら、毎日2記事公開を1カ月間続ける私は、きっとブロガーだ。
吾輩はブロガーである。
収益はまだない。
今日もインターネットを作っている。
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