にしやんn

西村貴治 ──【sad】出演者インタビュー⑦

12月14日(金)にロームシアター京都にて幕が上がる、ブルーエゴナク新作公演『sad』。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム‘’KIPPU”の記念すべき第1弾である今作に出演する8人の俳優に、創作過程や今作の魅力についての話を聞いた。

1.「sad」の印象について
つついて突いて小さな穴から夢心地で心と頭の中を覗き見てるような印象。魅せ方聞かせ方はまだまだこれから変化していくでしょうが、着地したときに
観ている方の記憶のどこかに引っかかっていくんだろうなぁという思いです。

2.自分の役についてー佐藤晃(サトウアキラ)ー
役としては、この男のsadとは、、
年齢的にも役が実年齢に近く、他の人を観ながら色々自分の事を思い返すと、
悲しいのは悲しいことがあった時の気持ちを忘れていることが悲しいなぁと。その時の気持ちが帰ってこないなぁぐらいで今は捉えていること。
だからそんな部分を役を通して表現できればと思います。

3.創作過程について
クリエーションは楽しいですよ。毎日そこにあるものが変化するのでそれを受けて増幅させての繰り返し。何よりもみんなの芝居をたっぷり見れるのが楽しい。

4.作・演出 穴迫信一について
穴迫くんとは2回目になるのですが、前回は再演と言うこともあって今回ほどの創作過程はゼロから見てなくて。非常に音に敏感だなぁと。
アプローチが音からで、でも求めているのは本質でそこに音からアプローチできる手法や術を確実に持ってる人だと思います。だからいつもの芝居へのアプローチ以外にそこをこちらも意識して演るとまた色んな気付きがあってたのしいですね。あとやりたいことや言葉が溢れるほどあって羨ましくもなりますね!

5.「sad」の見所・魅力について
この作品、大きな出来事がなくても、知らない隣の人の想いを垣間見ているようで、帰り道、すれ違う人の抱えてるものを想像したくなる作品になれば、、いやなるのではとこれからも楽しみです!

西村貴治 ー佐藤晃(サトウアキラ)ー
京都府出身。1997年演劇企画集団「THE ガジラ」鐘下辰男主宰塵の徒党に参加。以降舞台を中心に活動。30代を家業に費やし気づけば40代、
厄年をきっかけに役を獲りにと3年程前より
京都を中心にフリーで芝居をはじめる。
エゴナクには17年のふくしゅうげき京都公演を経て2回目の参加である。

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ブルーエゴナク「sad」
2018.12/14(金)~16(日) ロームシアター京都ノースホール
▼特設WEBサイト


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