【読書感想】残酷!社会人としての将来性は3年目までで決まる!?有能になりたいならこうしろ!

どうも読書感想文の時間です。
今回も切り抜き系Youtuberのようなタイトルになっていますが、そんなことは気にせず。
今回読んだのは「すぐ結果を出す新入社員は「これ」だけをやっている」です。(読んだのは先月ですが、、、)

私も現在の職場に就いてから2年目となりますが、今後のキャリアにすごく不安を抱えるようになっていました(周りの先輩からは早すぎだろといわれましたが)。
そのときに図書館でたまたま目に入ったのが、この本でした。
作者は「伊庭正康」氏。この方はかつてはサラリーマンでしたが現在は独立し、会社研修の外部講師やコーチングなどを行っているそうです。
その他の著書として「トップ3%の人は「これ」を必ずやっている」などがあります。Youtubeチャンネルもあるみたいですね。


この本の要約はざっくりこんな感じ。
・20代の間で貯めるべきなのは「お金」ではなく「ノウハウ」。自己投資を惜しむな。
・タスクは時給換算、常に費用対効果を心がけよう。
・社会人として好かれるコミュニケーション能力を習得せよ。
・社会は結果でしか評価しない。常に目標を定め、目標達成のために具体的に行動せよ。
・ストレスで体調を崩すのは、自己管理ができてないから。「無理をしない働き方」も投資と考えろ。

タイトルにもありますが、社会人としての将来性は社会人3年目までで決まるというのは、リクルートワークス研究所が出した「Works Review」という調査報告書に記載されていた「入社後3年間の上司が新入社員のその後の成長を阻害するリスク」という論文に基づいたものです。
この論文をざっと読んでみましたが、この論文は、同所が出している「人材マネジメント調査2003」の「社会人3年目で新人や若手社員の能力の差が顕著になる」という結論を調査したというものでした。確かにサンプル対象に聞き取り調査を行い、社会人3年目までに有意義なOJT等を受けられた人は有能な人材となるという結論を出しているものの、サンプルの人数が合計21名とやや少ないような気がしたのと論文が2010年と12年前の論文なので「う~ん?」という感じがしました。

ただ社会人3年目まででほぼ決まってしまうというのはよく言われている話だそうで、私の焦りは杞憂ではなかったということですね(危ない危ない)

これで読書感想文を終わります。


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