高輪ゲートウェイの点字ブロックと隈研吾
「今回、カラーコンサルティング会社と誘導ブロックメーカー各社の協力と、同大教授で著名な建築家でもある隈研吾氏の助言により、黄色の鮮やかさや明るさ、色みを変えたさまざまな色あいの誘導ブロックを試作。視力の低い人約100名と一般視覚者約50名の協力で、何段階もの比較評価実験を行い、視認しやすく景観とも調和しやすい色を絞り込んだ。」
彼女のように、色弱の方には黄色でないとダメと一方的に思い込んでいましたが、黄色の彩度を落としても大丈夫な組み合わせがある・・と言うことを思い込みに捉われず、検証をして取り入れたところがすごいところだなぁと思いました。「デザイン」が先に来たのではないというのも勉強になりました。
隈研吾さんで思い出すのが、最近では新国立劇場は有名ですが、神楽坂の「赤城神社」や 東銀座の 「歌舞伎座」も思い出します。
赤城神社
何かお洒落です。隣はカフェですが、社殿の中でビルと神社それもなかなか見ない組み合わせです。
狛犬で良いのでしょうか。独特です。
後ろがガラス張りになってるのも独特です。
ちなみに、トップの挿絵は、赤城神社に伺った時に結婚式が行われていて、その写真です。
歌舞伎座
オフィスビルと昔ながらの歌舞伎座との融合では一番有名だと思います。
建築家の仕事
今回の事で、建築家の仕事が単に、建物を建てるのではなく、景観も考え、利便性も考え、その上でデザインを考えると言うことが勉強になりました。
ただ、自分が作りたいものが先にあるのではなくて、現実と折り合いを付けながら検証していくーそんな仕事なんだと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?