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AMARANTHUS



アマランサス (AMARANTHUS)


ナデシコ目、ヒユ科、アマランサス属


紅色の紐状のモコモコとした、その花が特徴
の植物。その樹木の高さは15mまでに成長
この花序房が複数、垂れ下がるものとなる。


アマランサスの名前だが、ギリシャ語での 『萎まない』 を意味する言葉からきている。
これはこの植物の花序房を切り置いてたとて
そのカタチも紅色もそのまま変わることなく
残ることからついた名称となる。


モコモコした姿がキープされ続ける事から
生者の生きる証の血を連想し死者の棺の中に
この花をそのまま一緒に埋葬する事もあった
とされる。不老不死、不滅、終わりのない愛
等の花言葉はここからきている。特に原産の
メキシコは、死生観が我々とは違う。死して
尚、魂は生きているの考え方をもつことから
考えると花言葉もすんなり入ってくる。


『ドライフラワー』というものの『永久花』 がこの世に生まれた最初だとも呼ばれる。


インカ帝国の時代より食糧として栽培されて
いたもの。WHO (世界保健機構)によってスーパーフードに認定をされて注目を浴びた
スーパーグレイン (驚異の穀類)である。


タンパク質とミネラル成分が豊富な食糧でも
あり、現在も世界のあちこちで栽培される。


日本に於いてはその知名度が全国的には低い
ものながら東北で栽培されているものである。
霞だけ食す筈の仙人が食べる穀類の名が付く
仙人穀(センニンコク)などという和名や、
食せば千年生きられると云うスーパーフード
顔負けの千年穀(センネンコク)なる和名も
付いているのである。と、凄まじい宣伝文句
を連ねながら食べてない私はどうなのさ?と
いう事で食べたらばまた、リポート走らせる
予定であるのでお楽しみに!

名前が覚えられない人に、スーパーフード
だけに『余らさずに食べるアマランサス!』



和名 紐鶏頭 (ヒモゲイトウ)
   猿猴鶏頭 (エンコウゲイトウ)
   仙人穀 (センニンコク)
   千年穀 (センネンコク)
洋名 アマランサス (AMARANTHUS)
学名 アマランサス コーダタス
   (AMARANTHUS CAUDATUS)
分類 ナデシコ目、ヒユ科、アマランサス属
種類 一年生顕花植物
草丈 15m
開花 夏〜秋
原産 メキシコ、グアテマラ
言葉 不老不死
   不滅
   終わりのない愛
撮影 大阪難波 日本いけばな展



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