七段花
七段花 (シチダンカ)
幻の紫陽花と呼ばれた植物
ドイツの博物学者シーボルトが手掛けた著書
『フローラ ヤポニカ : FLORA JAPONICA』
シーボルトがまとめ上げた『日本の植物史』
その本が発刊されたのは江戸時代であって
それは日本にも渡ってくる。美しい図案にて
紹介される様々な日本の植物。それは図鑑と
云うよりも一枚一枚が芸術品の域である。
この日本を代表とする植物たちの図案と解説
の中の植物のひとつが、今回紹介させて頂く
七段花(シチダンカ)という植物。
そんな七段花、シーボルトのフローラヤポニカ
に掲載されてはいるもののずっと見つからず、
幻の植物とされてきた。1959年にその花は
兵庫県神戸市の六甲山の山の中で発見される。
掲載から何と130年も経っての事だった。
ヤマアジサイの変種とも呼ばれるものであり
兵庫県神戸市の六甲山の限定種とされている。
その特徴は、装飾花の萼片が重弁化して七段に
咲く事であり、その特徴がそのまま和名へと
残されている。
幻の花ともされていたその植物は、服部緑地の
植物公園にて元気に育ち、花咲いていた。
和名 七段花 (シチダンカ)
洋名 SHICHIDANKA (シチダンカ)
学名 ハイドランジア セラタ
(HYDRANGEA SERRATA)
分類 ユキノシタ目、アジサイ科、
種類 落葉低木
草丈 100〜150cm
開花 6〜7月
花色 藤、桃
原産 日本、六甲山、固有種
言葉 辛抱強い愛情
元気な女性
撮影 服部緑地都市緑化植物園
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紫陽花シリーズ
□ 紫陽花 (アジサイ)
□ 渦紫陽花 (ウズアジサイ)
□ 萼紫陽花 (ガクアジサイ)
□ 柏葉紫陽花 (カシワバアジサイ)
■ 七段花 (シチダンカ)
□ スノウクイーン (SNOW QUEEN)
□ 玉紫陽花 (タマアジサイ)
□ 達磨紫陽花 (ダルマアジサイ)
□ 八重咲紫陽花 (ヤエザキアジサイ)
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