白粉花

白粉花 （オシロイバナ）


ナデシコ目、オシロイバナ科の多年生草本。


日本各地に自生する植物。南米原産のために
耐寒性が弱いことから豪雪地区での冬を越す
のは難しいとされている。


米国陸軍の携帯するパイナップル型手榴弾に
形状が似る事から、ミリタリーオタクの私は
小学生の頃、大喜びでこの種を集めていた。
タミヤの１／３５ミリタリーシリーズは私の
青春であった。


このオシロイバナの種は、中を割ると真っ白
の粉が出てきて、それは白粉（オシロイ）の
それと似るのでその名前がついている。この
目的については女性の方が詳しい事と思う。


洋名のフォーオクロックの名称は、夕刻前の
その時間になると花が開く性質を表す命名。
確かに真昼間などは花は閉じているこちらも
なかなか小洒落たネーミングセンスだと思う。

花には、桃、黄、白、そして混色と色々である。

和名　白粉花 （オシロイバナ）
　　　夕化粧 （ユウゲショウ）
洋名　フォーオクロック
　　　（FOUR O'CLOCK)
　　　マーベル オブ ペルー
　　　（MARVEL OF PERU）
学名　ミラビリス ジャラパ
　　　（MIRABILIS JALAPA）
分類　ナデシコ目、オシロイバナ科、
　　　オシロイバナ属
種類　多年生植物
草丈　６０〜１００ｃｍ
開花　夏
花色　桃、白、黄、これらの混色
花径　２５〜３０ｍｍ
原産　南米
渡来　江戸時代
言葉　臆病
　　　内気
　　　恋を疑う
撮影　大野川緑陰道路