【文学フリマに出る話】6 明日
文学フリマに出る。
2023/11/11(土) 文学フリマ東京37
出店名は「ああ迷子のよるに」
第一展示場の F-33
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改めておしながきがこちら。
まだ冊子をお迎えしてません。前回言っていたように、受け取れそうになくて実家に届くようにしていた。これから引き取りに行く。雨が止んで良かった。
やり残したことというか、あーあれやった方が良かったなということはそれなりにある。結局クロスは買えてないしポスターも準備できてない。想定より短納期になったせいで印刷代もかなりかかっている。
最初から2万円くらいは遊びのお金と考えていたけど、たぶんそれどころじゃない赤字になる。この辺はスケジュール管理の甘さとか、ページ数を抑える工夫をしてないところとか、原因はいろいろある。フリーペーパーがA6で16ページって見積もり甘過ぎだわさ。次回からは予算管理も気をつけましょう。
最初からそういう枠は狙ってないけど、エンタメしてる文章が書けない。随筆とかエッセイって、そういう成分が無いと独りよがりになりやすい。だから半年ちょっと前までは特に冊子にしようとは考えてなかった。
でも5月の文学フリマに行ったり、ジンを少しだけ読んだりして気が変わった。単発の文章だけでは独りよがりかもしれないけど、冊子にすればおもしろくなるんじゃないかなと。
ばしっと宣言してみたり。
憂鬱になったり。
憂鬱を極めて沈み込んでみたり。
自分の根っこを求めて振り返ったり。
前向いたり。
ふざけたり。
何も考えずに歩いてみたり。
ひとつひとつがそこそこの文章でも、流れの中で光って見える物もある。と信じてる。
随筆集の『BECOME』を作って良かった。昨年の今と比べると全然考え方が違う。昨年はもっと気楽で無敵っぽい感覚があった。今はもっと暗くて、ふらっとどこかに消えそうな気配がする。
きっと昨年の気楽な時にしか表現できないものもある。今の鬱々とした時にしか作れない物がある。もう一度気楽な時期が巡ってきても、そのあとまた沈み込んでも、昨年や今とは違う物になるだろう。それを残しておきたい。
冊子にしてももまだ見えなかったものが、冊子を並べてみたら浮かんでくるかもしれない。自分の居場所に点を打って、あとから適当に線で繋ぐ。
明日はその最初の点を打つ日。
よろしくね。
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