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向きを合わせる(向き合う)

「子どもと向き合ってください」と言われることがあります。
向き合うということの意味は、子どもの向こうとしている方向に、大人が合わせるということです。
 子どもが何をしたいのか?先に理解してくださいという意味です。子どもは何かをさせる存在で、指導の対象と考えている大人も多いので。向き合うことは、大人にとっては、言葉以上に難しいことでもあります。
 しかし、一旦向きを合わせると、子どもは能動的に動きはじめてゆくのです。わかってくれたという気持ちが子どもの心を楽にして、わかることが大人の子どもを支える気持ちを強化してゆくからだと、私は考えています。
 教育は誰もが意見を言いやすいが、全くこどものためにならない意見も多いです。だから、一旦子どもの気持ちに向きを合わせてみてはいかがかと思います。見えないものが見えてきます。

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