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~夏休みを計画的に過ごすために~

夏休みに入りました。(もう10日過ぎてますが)
学校からの宿題はたくさん出ていますか?
夏休みの宿題をどうやってさせようかと悩んでいる保護者の方は多いのではないでしょうか?
小学校低学年のお子様は、一緒に計画を立てて、毎日できたかどうかを見守ってあげると良いですね。
でも、高学年になると自分で計画的に進めていってほしいと思います。
とは言っても「できないから、つい口出ししてしまうんです!!」という保護者の方は多いと思います。
私も子どもが小さい時は、気が気ではなかったことを思い出します。
小学校の高学年や中学生になると、自分の意思も出てきます。自分で考えて計画を立て、それを実行する力を養って欲しいと思います。毎日流されて生活しているように見えるなら、今からでも間に合います!一緒に計画を立てることをしてみませんか?

物事に計画的に取り組む力を身につけるために親ができることを手伝いましょう。
そして、そのために親が注意すべきことは、
①こどもの気持ちに寄り添い、②計画を立てることを手伝い、③見守ることです。

①は、子どもが何をどのように考えているのかを聞き出すこと。どんな順番で、いつ、何からしようとしているのかをゆっくり聞きます。親の意見を押し付けると子どもは話をしなくなります。親子関係は良好ですか?お互い信頼できていますか?まずそこをチェック!!
②親子で話し合える状態で、一緒に計画を立てます。計画はできる限りざっくり!「できる計画をたてる」ことを教えます。予備日を設けたりして、できなかった時にリカバリーできるようにします。
遊びや旅行の予定も一緒に組み込んで下さいね。
③口は出さずに見守り、予定通りできたら思いっきり褒めます。心から感心して下さい。子どもにとって誘惑にも負けず、その日の予定をこなすには大変な努力が必要だからです。(大人でも同じだと思います)

子どもが社会に出た時に計画的に仕事ができたり、人生設計を考えられるのは、夏休みの宿題を計画的にこなすというような小さな成功体験が大切です。
そうして子ども達が自信を持ち、自己肯定感を高め、できる自分を好きになってもらう。
このような力を非認知能力と言います。頑張る力や逆境に耐える力(レジリエンス:回復力)はこうして育っていくのではないでしょうか?
親は、できると信じて見守る!決して口や手を出さない、頼まれたら手伝う!
失敗して計画通りにいかなくて、本人が困って、手伝ってとお願いしてきたら初めて手伝いましょう。
「どうして計画通りにできなかったのかな?」と落ち着いて一緒に考えてあげてください。
代わりにやってあげるのではなく、できるように時間を取ることや、一緒に進めるお手伝いをします。決して怒らない!先走らない!できなくても、それは本人の責任と割り切って下さい!
困った時に初めて乗り越える方法を考え、成長するのです。
子どもの力を信じましょう!!

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2023.8.1

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