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~「失敗した時どう思いますか?」~

子どもが何かに失敗した時どう思いますか?
「私(親)が、先に失敗しないように教えておけばよかった」と思いますか?

立花大敬先生の日めくり②より

自分の子どもが大人になって何かに失敗した時に
「大丈夫!これでひとつかしこくなれた!」と思って欲しいと思いませんか?

この思考は親のふだんからの声かけによって育てることができると私は思っています。
まず、保護者の方が
「失敗しても大丈夫!何とかなる!」と
我が子を信じること。
そして、子どもには失敗する経験が大事だと思うこと。
何か問題が起こったり、失敗した時は
「大丈夫、どうしたら解決するか、一緒に考えようね」と言ってあげてください。
経験を積んでくると解決策も自分で考えることができるようになってきます。

先回りして失敗しないようにしていると、大事な時に決断ができなくなります。
自分に自信が無くて誰かに聞かないと決められなくなってしまうのです。

小学生や中学生の時から、小さな失敗や成功を沢山積み重ねることによって、大人になってから大きな決断をする時に自分で判断できるようになります。
そして、「失敗しても大丈夫!」、と思えるのは小さな成功の積み重ねがあるからこそ。
自分でやり直しをする力を養ってきたからです。

教室では、プリントを100点取りたくて全部教えてもらいたい生徒さんには、「ここは間違いに来る所よ。間違ってからやり方が分かって自分でできるようになって始めて力になるんだよ」と教えています。間違うことに抵抗力をつけて欲しいと思っています。
世の中に出ると、間違いや失敗の連続です。心に抵抗力(レジリエンス)をつけて欲しいと日々願っています。

だから子ども達はいっぱい失敗して大きくなって
欲しいと思っています。


OKカード ステージ2
先月と同じカード:こちらも子どもに言ってあげたい言葉です。


小さな失敗をしないような「転ばぬさきの杖」を
出しすぎないように子育てしたいものです。

スタッド緑ヶ丘中町教室、浜寺サンタウン教室は勉強を通して
保護者の方と一緒に子育てを考える学習教室です。ご質問、ご意見等をお待ちしています!

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