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逃げることを諦めた



みんなのおうち  が2周年を迎えました。

(「みんなのおうち」とは、2年前に大流行りしたアプリ、clubhouseでのクラブの名前です。社会的養護出身の私たちを筆頭に、様々なジャンルの方がメンバーになり、アフターケアの壁を越えたリビング的な存在でした。)



あの頃は高校3年生。
大学合格が決まっていながらも、ないものをたくさん数えていました。

朝起きてから夜寝るまで、暇な時間はずっとclubhouseに入り浸っていて、まさにオンラインリビング。
料理したり作業したり、泣いたり笑ったり。
”あの頃”の私たちは生きていくためのものが欠如していて、「助けてください、どうか私たちを知ってください」と世間に訴えかけていた。

当時のclubhouseは意識高い系の人がたくさんいて「可哀想な子を救いたい」と、仲良いノリなのに内容の重たい話をするのがウケた。


必死に話す私たち。



私たちは、好きとか愛とか避けていた。
なにも信じられない、可哀想な子として関わってくれるこの人たちは、幸せな面をみせてもここにいてくれるだろうか?
私たちを檻の中に封じ込めたように感じた。感じただけだった。


設立主のことちは、1か月前に結婚した。
私は20歳に、大学3年生になり、両親との関係も良好で後遺症もかなり良くなってきた。


ことちと私は本当に病的で、お互い大好きなのに壊したくなくて失いたくなくてぶつかって気まずくなったりした。もう大嫌いかもしれないって思ったこともあるけど、近づくのが怖いってことは大好きってことだから、素直になれたね〜私たち。もう拗ねる必要もないね。
逃げても待っていてくれてありがとう。

https://note.com/kotocha_15/n/n840076d539c2




好きとか愛とか知りたくもないし信じられないし信じたくないと逃げてきたこの感情は、知ってしまうとトリコになる。

https://twitter.com/egao_yuki_yuki/status/1633089021957271552?s=20



私もことちも、たくさんの人(愛)から逃げて逃げて逃げまくった果てに出会って、また更に逃げて、壁に追い詰められて逃げることを諦めた。(と思う。諦めちゃったら楽になる。みんなも諦めちゃいなよ!YO!ことちも旦那さんに愛されること、諦めちゃえてよかったね!NE!うれっしい!)
それだから何もかも苦しいに決まっている。
周りの人たちにたくさん愛の受け止め方を教えて貰って、出来るようになるまで待ってくれて、次は私たちが世界を愛する番だよね。



自分の心が、血肉が、持ちものたちが、体中が愛に染っていくと、人にも与えられるようになります。


美味しいご飯を一緒におなかいっぱい食べて、
同じお布団で満足いくまで眠ろうね。


「大丈夫」と呪いのように言われて反抗していた言葉を、愛を知ると分かるようになってきて、今度はこの魔法の言葉を人に言うようになります。


私たちは、私たちがそうされたのと同じように
愛を世界に与え続けられる存在になるように
きっと大丈夫、この人がいるから大丈夫、私がいるから大丈夫
と言霊を信じて口に出すよ






素敵な人生の先輩たち、
未熟な私たちを底なし沼から引き摺り上げてくれてありがとう。

ようやく今と未来をみて生きられるようになってきました。

絶対にそこにいてくれたから、私は愛されている自覚があるし、
あるものを数えて(少しづつだけど)人に与えられるようになってきました。


楽しいです!生きるの!
人が大好きで愛おしいです。ダイジョーブ。だいじょーぶ。ふふ。


(写真は、昨日ほろ酔いで「一緒にねる〜」と言って一緒に寝たコアラのマーチたち。コアラのマーチ禁止にされそうになったから今度からはお腹に入れて一緒に寝ようと思う。)





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