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夫の想い→視点を変えるきっかけ

●過去にもこんなことがあった。


息子達が幼稚園、小学校低学年の頃。

食事を作らないくせに、私の料理に難癖をつけてきた義父!

 ・焼き魚の頭が逆。
 ・尻尾は焦げないように塩をつけるんだよね。

今思えば、魚の頭が逆なのは気になるけど(^_^;)

同居の不満が結構溜まってたんだろうね、こんな「何気ないひとこと」に

プッチーン!

と何かが弾けて、家を出た!!


「結婚していきなり同居はきついから、はじめの2年位は、アパート借りたりして別居がいいよ、お願いしなさい。」

との母のアドバイスでお願いすると、いきなり、空いている土地(義祖父の土地?)に平屋建ての簡単な家を建てちゃった!!

でも、2年経ったら約束通り母屋で完全同居。でも、しばらくは、荷物があったので、家出と称して、そこに身を潜める。

交渉に来た夫。


俺は、親から離れることはできない。
ムニカがどうしても同居が無理なら、息子達を連れて家を出てくれ。
でもさ、俺としては、ムニカと一緒に子供の成長を見守って喜び合いたい。
子供の成長に(俺の)父さん母さんの存在って、重要かな?

夫の言葉

と言われ、ハッとした!

義父に料理の事を文句言われたって、子供の成長に、一切関係ないじゃん。

はぁ~ん?!

だから?

って、鼻ほじってたっていいんだよね。

俺は、ムニカと『息子たちの成長した姿を見ている未来』
を想像しているよ。

夫の魔法の言葉

私も想像してみた。


すると、私の視点は、
「近場(義父に文句言われてる)」ではなく
「遠い未来(子どもたちが中高生になっている)」が見えてきて、

近場のゴタゴタが気にならなくなったのだ!!

●そして今

年老いていく義父母。

親子関係は悪い。会話は皆無。

「迷惑はかけない」と意地張って、近場に出かけるにも、友人や知人に貢物を渡して送迎してもらったり、タクシーを呼んだり。

トイレが調子悪い。等困ったときには、義父を使って、息子に依頼してきたり。

義母は息子に口が聞けなくなった。(毒親事件

そんな親子関係でいいのかな・・・傍で見ている私はハラハラ。

私だって、長男にあんな態度取られたら、たまらないもの。

また、介護になったら、義母が義祖母を自宅介護したように、私が義母を介護するんでしょう?

そしたら、話し合いは必要だよね?

と思っていた。


でも、どんなにこっちが、
「嫁を引き継ごう」
「家庭がうまく回るように」
というようなことを考えようにも、

「大きなお世話」
「あんたらの世話になんてなるもんか、バカにすんな」
「あんたら邪魔、私の好きなようにさせろ」

という義母のオーラが家中を包み込んで支配している感じがあるので、
だんだん、家の中にいると、背中は痛くなる、頭は痛くなる・・・

それを夫に訴えると、夫も気が重くなり、機嫌、体調とも下り坂に。

発想の転換

今の70-80代は、「自分が正しい」「自分がかわいい」「自分の地位を渡したくない」という人が多い。

・ここの義両親
・実家の父も

夫が所属する「○○協会」の重鎮さん
に、協会員一同、なかなかに手を焼いているらしい。
決めたいこと、改革したいこと、重鎮さんが首を縦に振らずに
組織が停滞しているらしい。
また、そういう人がいるために動ける人が脱退してしまったり、
当然、若手も入ってこない。
だから、夫がいつまでも次に役を渡せる人が入ってこなくて困っている。

そこで、そんな重鎮さんは、「いないもの」として、
いなくなった時にすぐ動き出せるように「新しい体制を考えておいてはどうか」と、シフトチェンジを一部の動ける人達と考えているらしい。

うちの中にあてはめると・・・
親のことはもう、「見ない(いないものとしてご勝手にどうぞ)」
としたら、何ができるか、という事を考えていこう。

夫の魔法の言葉2

そう言われたら、

あ~ら、不思議

あまり気にならなくなったよ。

台所を占拠していた義母。

私「夕飯の準備をしたいのですが、10分くらいで台所空けてもらえますか?」

義母「すぐ空くよ」

私「10分後に使いますから、それまでに空けてくれればいいですよ。」

以前は、
義母「2分で空くから・・・」
と言ってたくせに、5分経って見に行ったら終わってなくて、
15分後にやっと終わった・・・
と、イライラしてた私。

すごい!!
発想の転換!

とはいえ・・・

時々、背中がツキーンと、針で刺される様な痛みもあるけど、

ま、少し気持ち楽になったかな・・・

(1772文字)

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