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【pickup・なんでも図解】矢印不在の悲劇とは?

9月出版となりました『なんでも図解』。図解といいながら「枠」にきっちりはめすぎない図解の実践本として執筆しました。とはいえ、本って、どんなことが書いてあるかわからないと手に取る理由がみつからないですよね。立ち読み気分で見ていただけるよう、本の中から「こんなこと、書いてます」というピックアップをお届けします。

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【矢印不在の悲劇とは?】
理解を促すパワーアイテム、それは矢印。
矢印がなかったら、組み立て家具も作れないし、成田空港にもいけないかもしれません。矢印があれば、複雑な内容でも一瞬で理解できます。

例えば、こんな一文も矢印を使って図にすればひと目で伝わります。

投資家は企業にESG 投資を行い、企業は投資家にリターンを行う

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人、システム、データの移動、アクセスの順番、お金の流れ、組織の関係。それらがどんな関係にあるかを伝えたいときに、つなぐ線がただの棒線だったら意味は伝わりません。

入札者は出品者から発送された商品を受け取り、代金を支払う。オークションサイトは出品者からの出品を受け付け、入札者はオークションサイトに入札価格の提示を行う。出品者と入札者は相互評価を行う

この文章も、矢印がないと...

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これだとなんのことかわかりませんね。しかし、矢印を使うとグッとわかりやすくなります。

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矢印は、意図的に使うか、なんとなく使うかの違いで伝わり方が変わります。伝えたい内容をわかりやすくするために、矢印を見方につけましょう!

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