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35歳の経営者はアウトプットのみで人生逃げ切れる選択肢がある【成果と能力の因果関係との向き合い方】

そういえば28歳ぐらいの時に、社長・30歳燃え尽き症候群の対策を頑張ってたな~。と、ふと思い出しました。

そして現在33歳ですが、傾向と対策のお陰で、今は全然燃えずに、懸念してた現場感のない社長とは対極でバリバリ働けてますw

事前対策もありましたが、効果が高かったのは、

・裏垢人格で活動し、常にフレッシュな人間関係で情報をキャッチアップする
・ネット友達を広告経由で定量的に作る

・リアルでは人と会わないで生活する
・飲み会や情報交換に時間を割かず、ただただパソコンに向かってずっと仕事をする

辺りが自分的には解だったなと。

結果、今はもうマジで誰とも会わずにオンライン生活を満喫しています。
というか、そろそろ東京にいる必要すらなくなってきましたw

ただ、そろそろ次の壁が現れてきたなー。と思ってきました。

35歳の壁がそろそろ現れる

この年になると、「成長を取るか」「成果を取るか」の選択に迫られるなと思っています。

というのも、35歳になると、社会人歴や経営者歴が長くなってきて、一定のノウハウやアセットが蓄積されているので、アウトプットのみで成果を出して人生逃げ切れるという選択肢が出てくるのかなと。

ただ、これ自分の能力や環境を見余ると、

・勝ちパターンを突き詰め、勝ち続ける
のはずが、
・勝ちパターンにこだわってしまい「変化」が出来なくなってしまう

となるパターンも多いなーと思っています。

インプットに時間を割くのも、アウトプットに専念するのもトレードオフってことですね。

自分の場合、まだまだインプットの時間の割合を多くしてるのですが、ほとんとのインプットが「成果」には繋がらないです。ただ、「成長」はすごくしています。

一方で、成果のみにコミットするならば、学習コストがない分、アウトプットに専念したり、1つのプロダクトにリソースを集中していく方が合理的とも思っています。

30代の経営者は「学生起業家」 vs 「社会人起業家」の総合格闘技

30代になると、「元〇〇〇(大手ベンチャー、外資系など)で役員をしていた人が起業」というような機会が増えました。

20代であれば、学生起業が重宝され、「早いうちから経験積む方がいい」至上主義だったのが、サラリーマンの人が30代で起業して、数年で昔から経営している学生起業家がごぼう抜きされる。みたいなことも増えてますし、今後はもっと加速すると思っています。
※ちなみに、自分は23歳で起業していますが、専門学校生だったのでサラリーマンは3社経験していますので、どっちか微妙なラインですw

社会人起業家は、自身のプロダクトや組織に対してのコミット時間は短いです。
ただ、長ければ長いほどいいかというと、イノベーションのジレンマのように、自分の能力が一定に達したうえで0から理想なものを作る方が、レバレッジがきくことがあるんだと思います。

またサラリーマンでしか経験できないノウハウや、信頼(資金調達やクライアントなど)も大きなレバレッジになっているのかなと。

あの経営者の起業年齢は?

・楽天の三木谷さんさんが32歳
・ファーストリテーリングの柳井さんが35歳
・Zoomのエリック・ユアンさんが推定41、2歳(正確な生年不明)

とのことです。特に自分が参考にしているキャリアは、

アマゾンを立ち上げCEOに就任したジェフ・ベゾスは24歳でバンカーズ・トラストで働き、金融機関向けのソフトウェア開発に従事していた。その2年後、ベゾスは同社で最年少の副社長に就任する。

しかし、その企業を退社し30歳でCadabra.comを立ち上げた。のちにこのサービスはAmazon.comと改名する。

参考:起業家10人25歳の青年時代 | 起業家.com

もちろん、自分が出来なくても、そういう人を採用すればいい説。は、常にあるのですが、最近で言うとフィンテックやAI領域などは、やはり大手での経験をしてのは有利だなと思います。

「35歳の経営者の壁」の論点

と色々と書いてきましたが、いまいち自分でも論点整理は出来てないですw

社長・30歳燃え尽き症候群のときのように問題点が分かっていれば対策を練れますが、インプットとアウトプットのバランスについて、どういうKPIが必要か、いまだに悩んでいますw

よくある話として、若いうちに1度会社をバイアウトして、まとまった資金をもとに、ステージを上げ再チャレンジする。というのは、いわゆるアウトプット先行型と思っています。
先にアウトプットを最大化することで、インプットの効率が上がる。という考え方です。

ただ一方で、「インプットできる年齢制限問題」「一旦、リセットすることのデメリット」などなど、かなり複雑な判断です。

つまるところ、会社として、個人の人生としての「戦略と戦術」だと思っているので、まぁ、、、頑張って考えてみたいと思いますw

幸い、私の場合、株主の方には非常に恵まれており、「成長」と「成果」の両方の評価を加味いただきお話しができるので、非常に助かっています。
これが「成果」至上主義のみの環境だと、そもそもこういった悩みは発生しないので、本当に感謝です。

ただ、そろそろ年齢も年齢で、時間も有限なので、選択と集中(アウトプット先行型)が必要だよなぁ…。と、日々バランスに苦悩しておりますw

また、ここら辺のKPIが明確化されたら、記事書きます!