なんでわざわざヘイトを買うの?

流行りの言葉は論破でしょうか。

最近、職場で「絶対土日休む人」vs「大横柄な社員」の激突があったという話を聞きました。
結論からいうと、休む人が感情的になったか、辞めると宣言し周りはそれを誰も止めず、前者の方が辞める方向で話が進むようです。

「厄介者がいなくなってよかった」
「別にいなくても構わない」

あとで社員連中が語ったひどい言葉にも、いちいち反応しなくなったのは鈍くなったからか人として円熟したからか。
ウチの職場は土日が忙しいので、休まれると本当に困るため社員はその人に頭を抱えていました。そのうえ、ミスやドタキャンも多い人で。
だから、半ば圧をかけて自分で辞めると言わせにかかった形と見ています。

しかし、社員も社員で「周りが頑張って折り合いをつけているのに、なぜ自分だけ好き勝手休むのか。他の人は我慢してる。そんなこともわからないの?」みたいなことを言ったらしい。それを「言ったったで」みたいな感じでドヤる社員を見る私と後輩。

(自分もあれ言われてたら辞めてますけどねぇ・・・)
(俺も少なくとも喧嘩にはなってるなァ・・・)

とあきれ顔。言いたいことはわかるけど、なんていうのかな、言い方があるだろっていうか。まあ、辞めさせにかかってるならその言い方が正解なんでしょうけどね。厄介者がいなくなってよかったなんて言葉からも、説得しようという意思は感じられないので。

しかしまあ、なんでそうヘイトを買う事をするんだろうなぁ。

タイトル回収です。
少なくとも、もう少しその方は今の職場におられます。
突然暴れだすとか、仕事を妨害してくるとか、報復されるっていう事が頭にないのかなぁ。なんてことも頭をよぎりました。

例えば、

「その休み方をされると迷惑する人が大勢いる。事情があるのはわかるが、これからもこういう休み方をするのであれば契約を続けるのは難しい」

みたいな言い方にするだけで、同じ「これ以上その休み方をするなら辞めてもらう」というメッセージでも随分とマイルドなものになります。「みんな迷惑してることもわかんねえの?」だと、シンプルにヘイトを買います。

それでいて、「パワハラが怖いから社員同士でも後輩に強く言えない」と抜かす横柄社員の心情を、私を筆頭に夜間組は「理解不能」と言います。
報復されるかもしれないことを考えないのか、なんなのか。
論破といえばひろゆきですが、彼は天性で煽ってるように聞こえる見えるという人柄(人相?)だと思っています。ああいうのを馬鹿正直に真似するのはやめてほしいっていうか、ただ憎しみを買うだけだと思うんでできればそういうやり方でなく「巧さ」を身に着けてほしいところなんですよね。若者には。

(って何年か前の私にも言ってあげたいけど)

ただ、横柄社員も若いし(つっても私と1つ2つしか違わんが)、その辺のやり方はこれから学ぶのかもしれませんけどね。
そういう戦いを自慢げに語ったり、精神攻撃をしたったwみたいなことを自慢げに言うところが私から言わせると「クソガキ」なんですが、まあそこが今の彼の限界点なのでしょう。本当の精神攻撃を教えてあげてもいいんですけど。彼がそれを受けるメンタルがないのは見てたらわかるし、それこそ報復も覚悟しなければだし、胸糞悪いしでやりません。

なんていうか、話逸れますけど、こういう「ほこたて」みたいな戦いって面白いですよね。他人がやってくれると。今回のやつはいわば「問題児vs問題児」。そんな感じで、「大横柄ジジイvsブチギレ常連クレーマー」「頭のおかしいジジイvs頭のおかしいババア」みたいなマッチアップがよそで起こると結構楽しいんですよね。

こういうのって絶対テレビ番組とかで設定して流したりできないから、そういうのに出会ったときはストリートファイトだと思って楽しくみている筆者でした。3月もがんばります。


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